2000年 7月31日発
 7月31日、森総理の所信に対する各党の代表質問がありました。
午後1時に開会、5時50分頃の閉会、途中の休憩はまったくありません。 総じて野党各党は同じような質問のポイントでしたが、感じたことは「反対の仕方」という視点です。 何か新聞の論評あるいは評論家の批判を聞いているような感じを受けました。
ただ民主党新人の水島議員の質問は、大変初々しく質問の内容特に夫婦別姓の問題については自らの体験を踏まえて質問してましたが、新鮮な感じを受けました。
ただ、夫婦別姓の問題は世論がかなり分かれており、私自身も抵抗感を抱く一人ですが、やはり「家庭」とか「家族」というコアを大事にしなければならないし、その為には「夫婦」という概念は大切な問題であり、単なる形式論としてとらえるべきではないと思います。
もう一点「サミットの評価」という問題が各党から出されていました。 野党の評価は極めて低く、これも新聞からとってきたような話が多かったのですが、20世紀最後の沖縄サミットの意義をもう少し前向きに考える姿勢が欲しいものです。 「反対のための反対」、やはり野党の宿命でしょうが残念な気がしました。
これから予算委員会での論戦に移りますが随時ご報告します。


岩倉博文


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