２００１年０２月０６日発
　昨日の朝一便で上京、午後１時から本会議代表質問、民主鳩山代表、自民古賀幹事長、民主上田議員、公明神崎代表の順で所要時間は約４時４０分でした。
やはり野党各党の質問はＫＳＤ問題、外務省機密費問題、有明海のり不作問題に時間を費やしていましたが、野党が良く総理の施政方針演説を総花的と批判するわりには、野党の質問も総花的だなと思いました。　まぁ、２１世紀最初の通常国会ですからテ−マが多岐に渡るのもやむを得ないとは思いますが。

　代表質問は各政党の代表者が党を代表して行うので、総理の答弁もいちいち同じ内容が繰り返されます。
鳩山代表の質問は、昨年の臨時国会よりも堂々としていたように私は感じましたが、自民党を厳しく批判すればするほど「あなたも自民党で育ったんでしょう！」というヤジがとびまくっていました。　つらいとこだと思います。
上記の当面する現実的な問題があるために、２１世紀の日本をどうするかといった国家ビジョンを引き出す質問が各党とも一様に少なかったように思います。　それと保守党の松浪議員がやたらおとなしかったです。　謹慎中ということでしょう。

　今日は午後１時から総務会、北海道、東北、北陸地方の各自治体の除雪費が底をついているので、特別交付税の算定に際して配慮するようにという趣旨の発言をしました。
２時からは本会議、自由党、共産党、社民党そして保守党の代表質問がありました。
所要時間は３時間３０分、この二日間の代表質問で内容は別として、演説という意味で特に際立っているのは社民党の土井党首と保守党の野田幹事長、メリハリがあって迫力もありました。

　終了後、日本林業土木連合協会の懇親会に出席、１５分程度で失礼して総務会の懇親会に出席しました。
総裁はじめ党三役、そして総務全員が出席しての懇親会、緊張しました。
村岡会長から「今日の発言内容は記者会見でも言っておいたぞ」とのこと、感謝します。
実は私は今、ＡＮＡ７５便で北海道に帰る機中なんですが、総務会の懇親会を中座して帰途についています。
明日は朝から西胆振に入り、夜は伊達で中里道議の新年交礼会に出席、明後日８日にまた上京します。
しかし、また９日に帰道、１０日に上京、今週は二往復なんです。　１０日に立教大学アイスホッケ−部の同年代の仲間や後輩が熱海に集まり、久しぶりに０Ｂ会をします。
卒業して初めて会う後輩もいて楽しみです。

　国会は明日は参議院本会議で代表質問がありますが、明後日以降の日程がまだ確定する状況にはありません。　議院運営委員会（議運）でケンケンガクガクの議論をしているところなんです。
通常国会ですから提出法案が非常に多く、国民生活に直接かかわる法案もありますので、予算審議もさることながら法案審議も急いで欲しいものです。
とはいっても参議院選挙を控えているので、野党は徹底的にパァフォ−マンスを強めることでしょう。　いま野党のモノサシは世論に対して「自民党のダメ−ジを印象づける」という一点に集中しています。
政権構想を掲げて与野党が政策で争うという構図にはなかなかならないものです。
　当然ＫＳＤ問題や外務省の問題も重大な問題です。　しかし、既に告発され司法の手で裁かれるわけですから、ＫＳＤや外務省や自民党が捜査の妨害をしているというなら別ですが、そして当事者は社会的制裁も受けているわけですから、国会審議をストップさせて強引に足を引っ張るのはどうでしょうか？

さ〜て、降下を始めたのでこの辺で！家に着いたら送信します。


岩倉博文

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