２００１年０４月０９日発
　一昨日、昨日にかけて森総理が来道され、北方領土と有珠山噴火災害を視察されました。
私も虻田町でお迎えしましたが、総理にとっては昨年就任して以来二度目の視察、今回は金比羅火口群周辺の状況と月浦地区仮設住宅で、今だ避難所生活を余儀なくされている皆さんを訪問されました。
土曜日の夜８時頃道東からお着きになり、引き続き虻田町長、壮瞥町長、伊達市長、地元旅館業組合の代表者そして知事はじめ関係者と会食、噴火災害状況についての話題が主でしたが、雑談のなかで森総理と北海道とのご縁をいろいろとお聞かせいただきました。
森総理は石川県のご出身ですが、もともと北海道開拓の初期には石川県からずいぶん多くの方々が北海道に来られており、その時代のお話やらご自身学生時代にご友人と北海道旅行をされた時のお話を懐かしそうにお話しいただきました。
昨日は二カ所をご視察され、復旧対策並びに状況につき虻田町の長崎町長はじめ関係者から説明を受け、月浦地区の仮設住宅では代表の方々といろいろとお話をいただきました。　総理には心から感謝を申し上げる次第です。
　同時に昨年小渕総理がこの有珠山噴火を随分ご心配いただきながらお亡くなりになったということで、小渕優子先生に復興を見ていただこうと言う話が持ち上がっています。
既に私も北海道開発庁からこの話があって、さっそく小渕優子先生にお話をし先日レクチャ−も終わっております。
ちょうど５月１４日が小渕元総理の一周忌になるので、あまり時間を空けない時期に優子先生にご視察いただく予定です。

　今週から総裁選が本格化します。　いづれにしても参議院選挙を控え内閣改造などで国民が納得のいく布陣を是非ひいて欲しいものだと考えています。
自民党にとっては大変厳しい政治情勢ですが、さりとて他の野党も政策的に党内でいろいろな問題を抱えています。
いわいる政党離れが都市部を中心に進んでいるようですが、ここはム−ドに流されるのではなく政策を中心とした政党としてのト−タルパワ−を国民の皆さんの前に出来るだけわかりやすく発信していくことが大切ではないでしょうか。
景気が悪いとはいっても、昨日発表された５月の連休期間中国内外に旅行される方の数は着実に増えており、同時に宿泊日数も昨年度より回復傾向がはっきりしているようです。
業種や地域によってアンバランスが生じているようでもありますが、景気のいい話がもう少し必要なんではないか思います。　という私自身のＧＷは１日から３日まで検査入院、まったく個人消費的には経済に寄与できないＧＷですが、どうか皆さん予定がまだな方は噴火以来一年を経過した洞爺湖にでも出向いてご家族で温泉旅行もいいんではないでしょうか。
大きなホテルも楽しいですが、ご夫婦お二人での旅行などには湖畔にある小さな旅館もお勧めです。
どうぞ楽しいＧＷをお過ごし下さい。


岩倉博文

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