２００１年１０月０４日発
　第１５３臨時国会も代表質問が終わり、４〜５日の両日衆議院の予算委員会がありました。
各党代表質問は、新聞などで既報のとおり米国同時多発テロ事件に対するわが国の対応に関する質問が当然のことながら全体の５０％以上を占めました。
ただ、質問のポイントで各党の戦略が見られず少しがっかり。　又、国内問題では、基本的な政策に対する論戦と言うよりはかなり細かな部分への質問が多く、総理に対する質問としては迫力に欠けました。
テレビのインタビュ−で総理が「官僚が答えるべき質問が多く政治家である総理に対する質問ではないのではないか？」という感想を述べざるを得ないくらい細かで単調な質問が多かったように思います。
その事に対するヤジもかなり飛んでいましたが、この種の質問に総理は原稿棒読み、なるほどというポイントを突いた質問には原稿を無視した答弁を展開して、質問の「質」によって答弁の形態を意識して変えていたようです。
野党はこの事に抗議をしましたが総理の気持ちも良く理解できます。
「各党代表質問」ですから、予算委員会や他の常設委員会での質疑とは違った次元でなされるべきだと思います。
国会審議の「質」を高めるためにも与野党で考えなければならないテ−マではないでしょうか。

　後方支援新法は来週から本格的な論戦が始まります。
今日の米国、英国の動きを見ていると戦闘行為が近づいているという印象を受けますし、タリバンも孤立しつつあります。
タリバン軍の規律や意識について評価が分かれていますが、戦闘行為の目的は主要容疑者と彼のグル−プを支援してきた全ての組織の根絶にあります。
日本がこの事態にどのように対応すべきなのか、憲法を守りながら２１世紀の「国の姿」を追求する大切な議論が始まっています。　来週にご注目下さい。

　昨日、八戸に行ってきました。　お付き合いの古い金入明義さんが市長選に出馬されるのですが、その総決起大会が開催されました。
青森県議を経て参議院に立候補しましたが惜敗し、間もなく始まる市長選に出馬されることになったんです。
金入一家もアイスホッケ−一族で同地のアイスホッケ−振興に力を注がれてきました。　何とか当選して欲しいものです。
地元青森の大島衆議、木村衆議の他野田聖子衆議、橋本聖子参議も出られ、明義さんにエ−ルを送りました。　厳しい戦いのようです！

　そうそう、宿舎のベットの掛け布団、今までのより少し厚い布団を家から送ってもらっていたのですが、届きました。
重みが増して眠りやすくなりました。　やはり慣れている感じがいいですね！
随分違うもんです。　びっくりしました。

　今日は久しぶりに家で寝ます。　明日は苫小牧と室蘭を二往復、がんばってきます。
では、おやすみなさい！


岩倉博文

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