２００１年１０月０８日発
　昨日未明に米英国軍が戦闘行為を開始しました。
タリバンの主要施設がある地域を限定しての空爆ということですが、いよいよテロに対する攻撃が始まりました。
地球の平和を求めて人類が通っていかなければならない道すがらなのでしょうか。
考えてみれば、動物でも植物でも生存するためには「秩序」が不可欠です。
「一定の秩序」の中でのみ生物は生きていくことが出来ます。
人間社会にも「共生のための秩序」が必要です。
「秩序」を乱す行為は排除していかなければなりません。
さまざまな意見があります。　私は人間同士がその生命を奪い合う行為、それがテロであれ戦争であれ、命の犠牲は絶対に許してはいけない行為だと思っている一人です。
しかし、「秩序が崩壊」してしまった今日、「平和のための秩序構築」の為に通らなければならない道は避けてはいけないとも考えています。
地球の平和を求めて、やがて「テロや戦争」という概念が必要のない地球にするために、今回の米国同時多発テロ行為は、「平和の追求」がどんなに尊いものか、「平和のための秩序構築」がどんなに大切なことなのか、賢明な人たちの心に強く響いた事件でありました。

　国会では政府提案の後方支援新法の論戦が今週から始まります。
与野党ともに党利党略を捨てて、２１世紀の地球で初めての試練ともいうべき今回の事態に日本がどのように立ち向かっていくべきなのか、世界のなかの日本、多数の犠牲者の尊い命を明日の平和の追求の為のベクトルに合わせることこそが犠牲者への供養ではないかと思います。

　先ほど東京に着きました。　忙しい三連休でしたが、今日は同期応援団のイベントもあり久しぶりに仲間たちと一時を過ごすことが出来ました。
明日から国会活動、いよいよ本番です。


岩倉博文

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