２００１年１０月１２日発
　今日の本会議でテロ特別措置法の趣旨説明と各党の質問がありました。
午後１時から約３時間、自民、公明、保守の連立与党が賛成の立場から、民主党はどっちともとれるスタンス、共産、自由、社民が反対の立場で質問をしましたが、一番過激だったのが社民党の質問でした。
聞いていて「白黒テレビ」を見ているような感じがしながら私は聞いていましたが、党利党略を絵に描いたようにも感じてしまいました。

　終了後から特別委員会での論戦に入り、政府は２０日前には成立させたい意向です。
残念なことですが、既に戦闘行為が始まっており米英軍はタリバンの戦略拠点を重点的に攻めています。
専門家の話ではタリバン制圧自体はそんなに時間を必要としない、ただビンラディン率いるテロ組織アルカイダの制圧は実体がはっきりと掴めていないため時間がかかるだろうという見方が多いようです。
世界のなかの日本として恒久的な平和追求に向けて一日も早く決断をすべきではないでしょうか。

　来客も多くなっています。　選挙区の市町村長さんや議会の皆さんはやはり来年度予算の動向が気にかかっているようです。
毎朝の部会ではテロ問題だけではなくさまざまな課題が議論されています。
今朝は、私は医療保険制度改革をテ−マにした部会と農林水産関係の貿易調査会に出席していました。
いづれも大きな問題ですが、国会のほうはテロ特別措置法が可決成立した以降、各委員会で法案審議が始まるのではないかと思います。

　外は大雨、でも明日は晴れて気温も上がるようです。　おやすみなさい！


岩倉博文

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