２００２年０４月０３日発
　昨日、日高町後援会の皆さんが国会見学をされました。
本会議も傍聴され、議事堂の中も見ていただきました。
夜は、赤坂で会食しましたが、ちょうど宮澤勉強会（一期生だけの勉強会）の懇親会があったので同じ料理屋さんで席をとり、ちょうど隣の部屋だったのですが、宮澤洋一、竹下　亘、林省之助、西川京子の各先生に部屋に来ていただき懇親を深めました。
日高町は、私の祖父がとっても縁の深いマチで、特に「千栄」の地名は子供の頃からいつも聞いていた馴染みと親しみを感じる地名です。
日高と平取と門別の沙流３町の合併問題が話題になっていて、昨日も会食の時にもいろいろと話題となりましたが、何せ広大な面積を有する各町ですから、合併論議もなかなか実感が出ないというのが実情のようです。
市街地間距離が少ない本州の市町村合併と同じ土俵で語れないのが北海道の合併問題、トップダウンではなくあくまでも住民のコンセンサスを前提としなければならない問題ですから、時間をかけていろいろな角度から議論すべきだと思います。
全国一律の条件で、或いは同一の期間で合併論議を進めることには反対です。
「そんなこと言っていたら何にも進まない！」と言われそうですが、企業合併・統合とは異質の問題です。
地域性を考慮に入れなければならないし、デスクプラン的に考えたらとんでもない結果になってしまうと思います。
慎重に丁寧に考えて、もし決めたらダイナミックに思い切って取り組む姿勢が必要ではないかと感じます。

　財務金融委員会で質問があたりました。
「金融機関等による顧客等の本人確認等に関する法律案」並びに「外国為替及び外国貿易法の一部を改正する法律案」に関する質疑です。
米国の悲劇を受けて、再発を防止するために国際テロリズムの封じ込めを目的とした法律案でテロ行為への資金提供を国内法上の犯罪と定めようとしています。　猛勉強中です。
国際協調が必要な案件で、国連決議に合わせて各国で進められている法律案ですが、多少のバラツキもあるようです。
明後日か来週の火曜日に開催される委員会で質問にたちます。
この世界に入って４回目、野党の一期生はいろいろな機会がありますが、与党はなかなかチャンスがまわってきません。
質問の機会があっても基本的には政府与党一体ですので、政府提出法律案に対して与党議員が反対の立場で質問するわけにはいきません。
政党政治を前提とした議会制民主主義システムですから！
「ヨイショ」するのもおかしいし、逆に与党の質問は難しいと思います。
でも、がんばりまっせ！

　では、今晩はこの辺で！　おやすみなさ〜〜〜い。


岩倉博文

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