2002年06月20日発
 昨日の鈴木先生の逮捕以来、一斉にメディアがさまざまなポイントで発信しています。
私の所にも心配していただいてのメ−ルやら電話をいただきました。
確かに影響は多少なりともあるのだとは思います。
しかし、親しい仲間などからは世情とは全く逆の反応が多くきます。
私自身、一昨年前までずっとこの道(政治)で、あるいはこの道を目指してきたわけではないので、周辺の反応もまったく正反対の複数方向から来ています。
鈴木先生の逮捕と言う事態に対する私自身の率直な想いは昨日のダイアリ−で書いたとおりですが、そのことと私自身を取り巻く状況についてはまったく別次元のことだと考えています。
「大衆は愚なるがして賢なり・・」以前にも書いた中国の言葉ですが、次の選挙の時に有権者の皆さんがそれぞれの議員の活動をどう評価して投票行動につなげていくのか、地域や国、生活や職場、さまざまなポイントを通してご自分の考えを投票につなげる、それが選挙というシステムで す。
国や地域の現状に対する認識もそれぞれに違います。
候補個人を選ぶという人と政党で選ぶという人、これもそれぞれです。
地域の未来に軸足をおいて選挙を考える人、国家に軸足をおいて考える人、企業活動に軸足をおいて考える人、次世代に軸足をおいて考える人等々、このいずれも間違ってはいません。
同時に、選ぶ人と選ばれる人の間に基本的な信頼関係が必要です。
40万人を超える選挙区内有権者の皆さんにどうしたら自分の考えを伝えることが出来るのか、時間の制約や公職選挙法の制約を考えると、だから後援会員拡大活動が必要になります。
後援会に入ってもらえばいろいろな会の案内が出せる、時間があれば参加してもらえる、少しでも直接話を聞いてもらえることが出来る、ム−ドやイメ−ジではなく、「意見」で投票行動をしてもらえる、その為に毎週末選挙区内各地を回っています。
その結果、選挙に敗れたら、それまでの評価だったということです。
随分前に「大衆は、愚なるがして賢なり・・」、この言葉と出会ってから選挙制度を超えるシステムはないんだろうなと思っています。

 今朝の北海道新聞朝刊で「戦術変更を余儀なくされる・・」という表現がありました。
戦術で勝てるなら是非教えて欲しいと思います。
自分の定めた目標に向かってコツコツと歩むだけ、余計なことは考えない、128,975名からお預かりしている議員バッヂをつけている限り、自分の定めた目標に向かって歩むだけ、ただそれだけです。
無条件に大好きな北海道や地元日胆に「活力」が出なければ日本の次なる成長はない、と心からそう思っているから政治の道を決断した2年前でした。
ご心配いただいている皆さん、何があろうと自分の道を歩いていきます、ご心配なく!

 後援会の基本マ−クは「ヨットの帆」からとっています。
そして、下に「21世紀、新しい風!」と英文で書いています。風は気まぐれです。
横風が吹いても、逆風が吹いてもヨットの帆は船を目標に向かわせるべく角度を変えて進みます。
この船に乗ってくれている多くの皆さんと一緒に、逆風時の帆の角度を微調整しながら急がずに目的地をしっかり目指していきたいと思います。
この嵐のなかで「おい、船に乗ってやるよ〜」といってくれる人もいます。
「おい、岩倉、船はお前さんの船一隻でいいよ、二隻もいらないよ〜」とメ−ルで伝えてくれる人もいます。
面白かったのは「おい、あんまりデカイ船にするな〜、あんまりデカイと沈没するぞ〜。
それとね、途中で寄港するなよ、降りてしまう人もいるんだぞ! 次の選挙まで走り続けろよ〜。」 、これは昨年でしたが直接言われたことがあります。
なるほど〜、と思いました。

 いずれにしても、大勢の皆さんにご心配をおかけしています。
今年のテ−マ「大きな夢を持とう! 夢をビジョンに、ビジョンを行動に!」に向かって一生懸命がんばります!


☆6/20衆議院本会議(所要時間 20分)
・採決議案 「厚生労働委員長森英介君解任決議案」否決
      賛成〜民主  反対〜自民、公明、保守  欠席〜自由、共産、社民
・採決議案 「同意人事議案」可決
・採決議案 「離島振興法の一部を改正する法律案」可決
      賛成〜自民、公明、保守、民主  欠席〜自由、共産、社民


岩倉博文


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