２００２年１１月２２日発
【高円宮様がご逝去されました。謹んでお悔やみを申し上げます。】
超多忙ウィ−クも金曜日を終えようとしております。
本会議場で賛成討論を経験できた思い出の週ともなりました。
同期議員や先輩議員からも声をかけていただき、「いいなぁ〜、早くやりたいよ〜」「ヤジは聞こえたかい？」「けっこう声が通っていたよ〜」等々いろいろな反応がありました。
通常、自民党の場合は常任委員長や特別委員長になれば法案審議説明で本会議場の演壇に立つことがありますが、又は大臣になれば法案趣旨説明や代表質問に対する答弁等で演壇にたつことがありますが、当選回数で言えば４回から５回にならなければなかなか経験の出来ないことなんです。
今日は本会議がたちませんでしたが、宮澤洋一先生の「差し替え」で厚生労働委員会に午後から出ていました。
所属委員会ではないので気が楽ですが、与野党の一期生からはブ−イングが出ていて「金曜日は午前中までにしてくれよ〜」、皆地元に帰らなければならないのでブ−イングが出るんです。
私も通常ならば地元に帰る日なんですが、明後日野中広務先生の「政治生活５０年を祝う会」が京都であって出席する予定ですので、今週は久しぶりにというか今年初めてかなぁ、地元には帰らず京都に行ってきます。
そして、野中先生の会終了後に初めて佑介の学校とアパ−トを見てきます。
京都から草津までは１時間程度とのこと、京都の会場まで佑介が迎えに来ることになっています。
４月から入っていたアパ−トを替えたということ、今までの所には行ったことがありませんが、どんなところで生活しているのか、一度は見てこようと思ってました。
草津キャンパスにも行ったことがないので、日曜ゆえ外からしか見られないと思いますがチェックしてきます。
今日あたり大掃除をしているに違いありません。
☆１１／２１（木）衆議院本会議（所要時間 ５０分）
・採決議案 「預金保険法及び金融機関等の厚生手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案」→可決
賛成〜自民、公明、保守 反対〜民主、自由、共産、社民
・採決議案 「金融機関等の組織再編成の促進に関する特別措置法案」→可決
賛成〜自民、公明、保守、社民 反対〜民主、自由、共産
・採決議案 「農薬取締法の一部を改正する法律案」→可決〜全会一致
・採決議案 「農水産業協同組合貯金保険法及び農水産業協同組合の再生手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案」→可決
賛成〜自民、公明、保守 反対〜民主、自由、共産、社民
・採決議案 「構造改革特別区域法案」→可決
賛成〜自民、公明、保守、民主 反対〜自由、共産、社民
衆議院はヤマ場を超えました。
とは言っても懸案事項が多いので各委員会で一般質疑が今後もあります。
今朝から一斉に補正予算のフレ−ムに対してさまざまな意見が出されています。
メディアというのはおもしろいもので、昨日まで「景気刺激策、景気刺激策・・・」と言っておきながら、いざ補正予算が組まれるとなると「３０兆円枠を超える！」「公約違反だ〜」等の批判が吹き出てきます。
まるで野党的！ いや、野党がメディア的なのかも知れません。
いずれにしても、中身の議論はしっかりとしなければなりませんが、下支え効果で満足せずに景気浮揚効果を求めていかなければならないと思います。
実体経済は極めて厳しい状態、加えて金融機関の融資姿勢が依然消極的な状態が続いてます。
都道府県財政も厳しい、市町村財政も厳しい、ここは国が思い切った景気対策を発信しなければなりません。
経済は生き物、刻々と情勢は変化します。
いつまでも同じ物差しで政策発信をしていても効果は薄れます。
タイミングが大切なんだと思います。
ようやくとはいえ政府が景気刺激を目的とした補正予算を組むところです。
マインド効果が出るような環境も必要なのではないでしょうか！
拉致問題も先行きが見えない状態です。
拉致被害者の親子それぞれに複雑な気持ちで日々を過ごされていることと察します。
水面下での交渉は続けていることでしょうが、北朝鮮政府がどのような考え方でいるのか明確なメッセ−ジが見えない状況だと思います。
粘り強く交渉を続けるしかありませんが、拉致被害者の皆さんのご家庭に明るい日差しが一日も早く照らされるようにお祈りしたいと思います。
今日の東京は非常に寒かったです。 いよいよ冬到来ですかね〜。
岩倉博文
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