2002年12月13日発
 第155回臨時国会が閉会しました。
52日間という短い期間でしたが87件の法案が成立、同時に拉致事件問題、イラク問題、景気対策、税制論議等々国の内外でさまざまな課題が山積しているなかでの国会でもありました。
来週には補正予算並びに平成15年度予算の編成作業が本格化します。
厳しい財政状況のなか、これも緊張感をもって取り組むつもりです。


☆12/11(木)衆議院本会議(所要時間 10分)
・採決議案 「銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律案」→可決
      賛成〜自民、公明、保守  反対〜民主、自由、共産、社民
・採決議案 「NHK平成11年度、平成12年度決算に関する件」→可決(全会一致)

☆12/12(金)衆議院本会議(所要時間 15分)
・採決議案 会期末関連諸議案→いずれも可決(詳細省略)


 夕方の便で帰道しました。 千歳空港の滑走路には雪が積もっていて、いよいよ冬景色。
札幌はけっこう積もっているようですが、苫小牧に入ると積雪ゼロ。 ただ気温はマイナス8度、東京と比べると寒いです。
昨日、今日と事務所で机の資料等の整理を少しだけしました。
捨てるものは捨てないと狭い部屋が書類保管庫になってしまいます。
初めの頃によく書きましたが「資料を捨てる勇気」を持てるようになってから随分気が楽になったものです。
それでも特に会期中は連日資料が事務所に集まって、けっこうなボリュ−ムになります。
今日は三分の一程度の整理でしたが、来週時間を見つけて思い切って整理をする予定です。

 最近感じることを一つ。 苫小牧にしろ室蘭にしろ、地域の問題について「評論家的な論評や批判」をする人たちが本当に多いんです。
私自身は、そのような場面でいつも「無責任さ」を感じてますが、これも時代の特徴なんでしょうか!
かつて「無責任時代」とか「無責任世代」という表現がはやったことを思い出してますが、テレビで聞き飽きているせいか評論家的視点には拒否反応を起こしてしまいます。
評論家はテレビだけにして欲しいものです。

 今日の国会対策委員会で通常国会の召集について、1月20日を目処にしているとのことでした。
1月8日の与野党会議で決まるようですが、民主党の役員人事の関係で年内には決められないようです。
来週の火曜日の朝に上京し、お昼に総理官邸で小泉首相と自民党一期生との昼食懇談会があり、直接何でも言える場なので楽しみにしています。

 では、今晩はこれにて失礼します!


岩倉博文


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