2003年02月03日発
 米国スペ−スシャトル「コロンビア」の空中分解事故、亡くなられたクル−のご冥福を心からお祈り申し上げます。
1986年のチャレンジャ−爆発事故以来の大事故、誠に残念なことですがこの人類の挑戦を継続するために事故原因の究明と対策に万全を尽くして欲しいと願っています。
日本も参加している国際宇宙ステ−ション(ISS)計画にも影響が出てきますが、各国の英知を結集してISSのさらなる推進を期待します。
これまではロケット発射直後から大気圏突入、そして突破までの間が一番危険とされていましたが、今回は帰還過程で大気圏突入中の事故のようで改めて大気圏の怖さを感じた事故でした。
毛利さんのコメントが印象的でしたが、ここは宇宙に賭けた7人のクル−のためにも乗り越えて欲しいものです。

 今はJAL502便の機中です。 伊達先生も同便で上京中。
昨晩、えりも町後援会の新春の集いがありました。
本当に大勢の皆さんに来ていただきました。 心から御礼を申し上げます。
特に女性の方々の出席が多かったのですが、佐々木町長、酒井道議会議長の奥様はじめご来賓の方々にも御礼を申し上げます。
佐々木町長は私が政治の世界に入ってこの2年8ヶ月の間、東京で一番多く会っている選挙区管内の人、ということになるんです。
毎月のように東京でお会いしています。
北海道並びに全国町村会のお仕事やら水産関係団体の仕事やらで大変忙しい町長さんなんですが、いつも勉強させられます。
えりも町は水産と観光のマチ、厳しい環境下にありますが若い世代も多く皆さん一生懸命に努力をしている、そんな印象を感じるマチです。
それぞれの世代がそれぞれの役割を認識して町勢の発展を同じベクトルで進んでいる、大切なポイントだとえりも町に来る度に思うことです。
「暖かくなったらまた来ます〜!」とお別れしてえりも町を出たのが午後8時30分位だったと思います。
途中で夕食を食べて帰宅したのが12時近く、速攻でお風呂に入って寝ました。

 逢坂ニセコ町長が知事選への出馬断念というニュ−スが今朝の各紙に出ていました。
昨日の昼過ぎに道連の神戸幹事長が電話があり、逢坂氏のホ−ムペ−ジに「出馬断念・・」という内容の記載が載っていると連絡をいただき、私もすぐにチェックしてみました。
昨日の午前中に書いたもののようでしたが、出馬断念に至ったキッカケが道新の朝刊の一面に出ていた「出馬!」の記事であったと明確に書かれていました。
この報道によって本人の意思と違うト−ンが一人歩きをして自分の考えていることが誤解を招く、もちろんそれだけではないのでしょうが、新聞報道がキッカケの決断だったようです。
彼の気持ちがわかるような気がしました。
報道のあり方、本当に考えていかなければならない問題です。
苫小牧市長選のプロセスでも同様のことがありました。
直接取材なしに周辺取材だけで記事化してしまう。
以前にも私のダイアリ−で何度か書いていることですが、「してやったり〜」という感じで大記事が出てしまう、「報道の自由」の名の下に「それが正義だ〜」と思ってしまう感性があたり前になってしまっているようです。
報道を規制せよと言っているのではありません。
「事実を報道する」ことを心掛けて欲しいと思っているんです。
思い込み姿勢や思わせ姿勢があまりにも多すぎる、おいおい芸能新聞か!と思ってしまうような品のない感性も多く見られる今日この頃です。
今回の逢坂氏の一件は、そんな新聞報道のあり方を考えさせられる問題でした。
(以下は宿舎です)

 午後1時から衆議院本会議があり、各党代表質問、約4時間の本会議でした。
明日も午後2時から4時間コ−スで代表質問ですが、自由党の小沢代表が質問に立たれるということ、初めて聞くので楽しみにしています。
今日の民主党は岡田幹事長、質問手法に工夫がみられましたが、迫力が今一でした。
こうしてみていると質疑も「声」「発音」「話術」「態度」等々内容だけではなくてト−タルで質問のト−ンが一々変わってくるのが分かります。
なかなか難しいものですね!
弁論部出身者の方々はやはり何か違うのですが、じゃそれだけでいいのかというとそういうわけでもありませんし!
4時間の本会議ですからいろいろな事を考えさせられます。

 内容的には、経済政策に対する批判、構造改革に対する批判、外交政策に対する批判が野党からは集中してました。
大変なのは総理です。 ほとんどの質問が総理に集中。
ほとんどが表現こそ違え同じような質問、同じように答えるとヤジの集中砲火。
これも民主主義か? やはり質疑は代表質問よりは予算委員会での質疑が内容的にも突っ込んだものになるのでおもしろいですね。

 東京は暖かいですよ! 確か、先週も同じようなことを書いたような気がしますが、北海道から来た日は特にそう感じてしまいます。
政策秘書の留川君が昨日の夜、盲腸で入院して手術したとのこと。 一週間程入院しているようです。
私自身は盲腸になったことがないので分かりませんが痛かったでしょうね。
盲腸もほっておくと大変だと言いますが、たいしたことはなかったようです。

 それではこの辺で失礼します! おやすみなさい!


岩倉博文


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