2003年02月14日発
 暖かな陽気の一日でした。
明日からのWTOミニ閣僚会議開催に向けて、全国から農業生産者の皆さんが東京に結集して日比谷公会堂で2000人規模の集会、そのあと国会周辺をデモ行進されました。
WTO農業交渉の第5回閣僚会議が今年の9月にメキシコで開催されるのですが、それに向けて懸案事項について討議する場が明日から東京で開催されるミニ閣僚会議なんですが、関税率の引上げ、ミニマムアクセス数量の拡大等々、日本の農業・林業・漁業にとって大変厳しい交渉の場になりそうです。
明日にはもっと数が増えて大々的なデモンストレ−ションを行うようです。
政府与党一体となった取組みが必要ですし、「交渉」ですから相手のあること、それぞれの国益が違うわけですから同じテ−ブルで交渉する限界もあります。
しかし、ここは食料自給率向上という国家目標に向かって大切な時期であるだけに、絶対に死守しなければならない線はしっかりと守っていく強い意思と姿勢が必要です。
同時に「第一次産業の問題!」として捉えるのではなく「国家的な問題!」として考えなければならないと思っています。
世論の後押しも大切なポイントです。 明日からの会議に注目です。

 国会は予算委員会が終盤を向かえ、一部の委員会が開催され始めましたが、常任委員会並びに特別委員会は24日の週から本格的に動き始めるようです。
今日の予算委員会、午前中が当番だったので第一委員室に入ってました。
竹中大臣の閣僚懇談会での発言が問題となり今後も尾を引きそうです。
野党お得意の「揚げ足取りの指摘」としか思えないんですが、予算案の中身の議論より、質疑で如何に敵失を誘えるか、という一点に野党は集中しています。
「これも民主主義か?」と思ってしまいますが、過去にも予算委員会での質疑がキッカケで政局にまで発展していったケ−スもあったようなので、このポイントにフォ−カスを充てているメディアもけっこうあるんですよねぇ〜。
むしろWTO農業交渉問題などを予算委員会でもっと取り上げるべきだと思うんですが!


☆2/14(金)衆議院本会議(所要時間 1時間5分)
・法案趣旨説明 「平成15年度における公債の発行の特例に関する法律案」(内閣提出 塩川財務大臣)
・法案趣旨説明 「所得税法の一部を改正する法律案」(内閣提出 塩川財務大臣)


 上述のWTO関係集会に地元からも農協の組合長さん方が上京されていました。
デモは暖かい陽気だったので逆に北海道との気温の差に驚かれていたようですが、デモ規制の法律のために何班かに区切ってのデモとなり、出発までの時間、信号待ち等々けっこう大変だったのではないかとお察しいたします、お疲れ様でした。
微力ながら日本の農業を守るために一層の努力をしたいと思います。
明日の朝の便で帰道、苫小牧で4週連続の街頭演説をします。
夜はさなえ会の総会。 明後日の夜には室蘭市後援会の新春の集い、額賀幹事長代理に来ていただく予定です。
新春の集いシリ−ズもあと2週、室蘭が終わると翌週の土曜日に様似町後援会の集いで一通り終わります。
各地とも大勢の皆さんにご出席いただいており感激しています。

 佑介が今日苫小牧に帰ってきたようです。
春休み、今月の上旬に天理で「おさづけ」(キリスト教の洗礼のようなもの)を受けるべく5席を運んだ様子。
半年以内に残り5席を運ぶと「おさづけ」をいただくことになります。
私は高校卒業後、大学入学までの間に取りましたが、佑介も多少は宗教について考える機会になったのではないかと思います。
「僕はいやだ〜!」と言っていた時期もありましたが、私よりは素直にお道(天理教の信仰)の世界に入ってくれたようです。

 それではこの辺で!


岩倉博文


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