２００３年０２月２６日発
　衆議院は、予算委員会での平成15年度予算案審議が終盤を迎えています。
テ−マ別の集中審議を終え今日と明日が公聴会、その後分科会を経て総括審議、そして採決という流れになっています。
予算委員会で採決されればいよいよ衆議院本会議で採決され参議院にまわることとなります。
日程的には大変厳しい状況ですが、イラク情勢、大島農林水産大臣の秘書問題、森山法務大臣の答弁問題等々野党お得意の守旧的攻撃が連日ありますが、ここは景気対策上も年度内に予算案が通らなかった場合のマイナス波及効果を考えて判断して欲しいところです。
スキャンダル問題については予算委員会でやらなくてもいろいろな場面があるのですからまずは内政上一番優先しなければならない新年度予算の可決・成立を目指して欲しいところです。

　昨日、全国の町村長、議長さんが日本武道館に集い地方自治確立のための大会が開催されました。
日胆管内の町村長さん、議長さんも大勢上京され、私の事務所にもお寄りいただきました。
ちょうど沖縄及び北方問題に関する特別委員会が開催されていたんですが、少し中座して皆さんと懇談、市町村合併問題について、そして知事選の話題等々に話が弾みました。
沖北は大臣所信とそれに関する質疑だったんですが、沖縄に関する問題がほとんどで北方領土問題への質疑はあまり聞かれませんでした。
日ソ首脳会談のあと世界情勢はイラク問題に集中している時なのでやむを得ないところです。
沖縄に関する問題としては、政府の沖縄に対する姿勢について、地位協定問題、普天間基地問題等に関する質疑が多かったです。

　小渕優子先生の姿が見えないのでアレッと思っていたら韓国大統領就任式で総理に同行しているとの事。
盧武鉉大統領体制も新しい日韓関係構築に向けて意欲的のようでした。
前回の韓国国会議員選挙で落選した朴哲彦（パク・チョロン）先生も米国から韓国に戻られている様子、新体制の中でどうなったのか？
次期選挙に向けてがんばっておられていることと思いますが、お正月に賀状を交換してから音信がありません。
久しぶりにお会いしたいものです。
何しろ韓国の選挙は以前から見れば多少変わったとの事ですが凄まじい選挙なんです。
新大統領も苦労人ということで何度も落選を味わってきたとのこと、日本の風土と違いますから日本流で必ずしも考えられませんが私の知っている限り韓国で国会議員選挙に立候補するのは大変なことです。
いずれにしても、アジアのなかで日韓関係は今後とも重要な二国間関係です。

　北海道地方区選出の参議院議員伊達忠一先生を励ます会が東京であり私も出席してきました。　すごい人でしたよ！
北海道の人はあまり見かけませんでしたが、伊達先生の会社関係（臨床検査センタ−）の方々や役所の方々が多数来られてました。
いいですねぇ〜！　東京で資金パ−ティ−が出来るんですから。
伊達先生曰く「まだまだ追いつかないよ〜！」何せ、北海道全域が選挙区の参議院選挙ですからお金のかかり方も大変なんだなぁ〜と思いました。
今、息子さんが厚別区から道議選にチャレンジしています。
なかなか礼儀正しい息子さんで一昨年の参議院選挙では大活躍でした。　がんばって欲しいものです。

　ところで国会会期中は月曜日から金曜日までは東京日程なんですが、したがって月から金までの地元日程はまず戻れないんです。
金曜日は夜の日程ですと本会議が短ければ間に合います。　火曜日から木曜日は100％無理です。
「選挙があるんだから国会さぼってでも地元に戻ったほうがいいよ」と指摘されることもありますが、議員歳費も国会経費も税金で賄われている以上休むことは出来ないのでご理解をいただきたいと思います。
選挙に勝つことだけに集中している議員もいないわけではないとは思いますが、私自身はそのような考え方にたつことは出来ないので！
今はインタ−ネットで国会運営を見ることが出来ますし、少し調べれば議員の本会議、委員会出席状況もわかります。
政務、党務で手続を取って休む場合を除いては、地元日程を優先して国会日程を休むことは出来ないんです。
自民党の場合は休む場合、国会対策委員会に届け出なければなりません。　何卒ご理解を！
選挙区でも「地元はいいからしっかりと仕事を覚えて！」という方と「選挙第一、国会はほどほどに！」という方と両極端です。
どちらも私のことを心配してのご配慮ですからありがたいことですが、私自身は国会日程を優先させていただきます。
そのかわり、土日は絶対に国会日程が入らないので、政府の役職に就かない（一期目はないことですが）限り今後も地元日程を優先していきます。
どうか日程についてご理解を！

　明日は少し風が冷たいとの予報です。　三寒四温、間もなく３月、春ですねぇ〜！


岩倉博文

トップページへ　　 戻る（ＢＡＣＫ）