２００３年０６月２４日発
　今日の衆議院本会議でイラク特措法並びにテロ対策特措法改正案の趣旨説明がありました。
今後は特別委員会での審議となりますが、新世紀に入ってわが国にとって重要な意味を持つテ−マでもありますので、たとえベクトルは違っても与野党共通のベ−スで前向きな論戦が必要なのではないでしょうか。
各党それぞれにどこが同じでどこが違うのか、ということを国民の前に明確にすることが大切なのではないかと思っています。


☆衆議院本会議（6月24日・火・所要時間　3時間30分）
・新議員紹介　佐藤茂樹君
・特別委員会の設置→承認　
・採決議案　「公益法人にに係る改革を推進すめための厚生労働省関係法律の整備に関する法律案」→可決
　　　　　　賛成〜自民、公明、保守新、民主、社民　　反対〜自由、共産
・採決議案　「担保物権及び民事執行制度の改善のための民法等の一部を改正する法律案」→可決
　　　　　　賛成〜自民、公明、保守新、民主、社民　　反対〜自由、共産
・趣旨説明　「イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案」（内閣提出　福田官房長官）
・趣旨説明　「平成13年9月11日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法の一部を改正する法律案」（内閣提出　福田官房長官）

○所属委員会（6月24日・火）
・沖縄及び北方問題に関する特別委員会（10:00〜12:10・沖縄県金武町における在沖米軍軍人による事件に関する質疑）


　今日の沖北委員会で質問にたち沖縄米軍による婦女暴行事件について質問をしました。
背景にいわゆる日米地位協定の改定問題もあり全党質疑にたちました。
如何に犯罪を防止出来るか、一時減少傾向にあった沖縄米軍関係者の犯罪検挙件数もここのところ増加傾向に転じたなかで発生した事件でもあります。
沖縄県民の感情を考えた時にこれまでの延長で事態を捉えるのではなく、新しい視点で防止策を考える必要があるのではないかと川口外務大臣に申し上げておきました。

　名称変更した「Hirofumi報告＆説明コ−ナ−」にイラク特措法とテロ対策特措法改正案の概要を入れました。
又、マンスリ−レポ−ト６月号も更新していますのでご覧下さい。
尚、マンスリ−レポ−トは機種によって原稿どおりに送れてませんが、文字部分は支障ないと思いますので悪しからず！
マイクロソフトさんにソフトの改善をお願いしたいところですが、いずれバ−ジョンアップされることでしょう！

　野呂田芳成先生の在職２５年・永年表彰を祝う会が今日の夜あり出席させていただきました。
親身にお世話をいただいている先生ですが心からお祝いを申し上げます。
先生ご自身も北海道に沢山のご縁がありますし、厚真町生れの斉藤滋宣先生（秋田県地方区）も野呂田先生の秘書から国政に出られたというご縁もあります。
まだまだご活躍いただかなければならない先生ですが、今後ともご指導の程をお願い致します。

　梅雨空の毎日ですが、猛暑よりはまだましです。
本会議場で今朝の産経新聞に選挙区情勢が載っていて東日本の記事が出ていたそうで、何人かから「がんばってよ〜」と言われました。
次第に選挙モ−ドが色濃くなってきています。
鳩山さんが離党して小沢さんと一緒になるとか、選挙前に民主、自由が一緒になるとか、まぁまぁ、いろいろな話題が入ってきます。
政治オンチなのか、周辺のことにはあまり興味というか関心がなくていつも仲間の議員から「自分のことでしょう！」と言われてますが、実際に関心がないんですよねぇ〜。
周辺がどうであれ、この任期の評価が次の選挙に出るわけですから、少し生意気な言い方になりますが「求められていれば勝てるし、求められていなければ勝てないし・・」このどちらかですから！
自分の道で粛々と次なる目標を目指すのみ、マ−ケッティング（選挙情勢の分析）はあまり意味がない、右肩上がりの時代ならいざ知らず、先行き不透明感漂う時代です。
時代背景の変化をどう読むか、過去の延長線上で物事を考えてはいけない、私にとってこのことは商売の世界でも政治の世界でも共通した時代認識なんです。
そんな考え方を持ってしまっているので選挙に臨む基本的な意識が他の議員とどうも違っているように感じています。
まぁ、結果で判断するしかありませんが、見ていてください！

　共産党の筆坂参議の辞職にも驚きました。
共産党女性職員に対する宴席でのセクハラとのこと、詳細は不明ですがびっくりしました。
まったく知らない関係ではなかったわけだから多少の事ではなかったんじゃないか、日常からの人間関係が良くなかったんじゃないか等々、こちらのほうもいろいろな憶測が飛んでました。
自民党の場合、党女性職員との宴席はこの３年間で一度も経験したことがありませんので想像もつきませんが、どこまでがセクハラでどこからが違うのか知っておく必要がありそうです！

　明日は外務省で政務官をされている新藤先生がイラク出張中で不在のためイラク復興支援特別委員会の差し替え依頼があり、午前、午後と特別委員会に出席する予定です。
夜はアラスカ時代の先輩と会食があります。
当時は伊藤忠商事のアンカレッジ支店長、随分お世話になった方なんですが、３年前から年に何度か会食をしています。

　ただ今、洗濯中。　この辺で！


岩倉博文

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