２００３年０６月２６日発
　昨日のイラク復興支援特別委員会、イラク特措法並びにテロ対策特措法改正案の本格的な論戦が始まりました。
国際社会の一員として憲法の範囲内で国際貢献を果たそうという政府と、野党各党の考え方の違いがよく出ていたと思います。
野党側もそれぞれの党によって違いがありますし、民主党も党内での意見調整がまだこれからというところのようです。
したがって、昨日の段階ではイラク戦争の是非や手続き上の問題等について、そして派遣の中身についての質疑が多かったように思います。
私が特別委員会に出席していた（午前10時から11時、午後3時から4時）自衛隊が活動する具体的な任務の内容について政府に問いただす場面だったのですが、法案が可決されて本格的な実行調査をして（予備調査は進行中ですが）基本計画をたてるとするという政府の基本方針に対して、野党は法案が可決する前に任務の具体的な内容について知る必要があるという主張のやり取りがありました。
既に１３カ国の軍隊がイラクで復興支援活動をしていて１４カ国の軍隊が派遣を既に決めている現在、国連決議に従ってわが国も憲法の範囲内で出来るだけ早期に派遣したいという政府の考え方がどの程度理解されるのか、特別委員会の場で徹底的な論議が必要ですがゴタゴタさせて政府が戸惑っている姿を浮かび上がらせ少しでも時間をかけて揺さぶるといった野党のこれまでの戦術過程にもし入ることになれば、せっかくの法案審議が別次元のものとなってしまいます。
前向きな論戦を心掛けて欲しいと願っています！

　今朝の８時から北海道町村会の皆さんと与党代議士会との朝食会がありました。　例年開催している会です。
市町村合併、三位一体論議、基幹産業の低迷等々、町村を取り巻く状況誠に厳しい昨今でありますが、ここは一つ一つの壁を丁寧に越えていかなければなりません。
九区管内からは佐々木えりも町長、藤原厚真町長、谷川浦河町長、山口追分町長が来られてました。
麻生政調会長への要望の席に武部先生と共に同席、合併問題、財政問題、新幹線問題等々喫緊の課題を政調会長に要望しました。
そして、今日は山中壮瞥町長、佐藤洞爺村長も地元案件で上京中、午前中に関係官庁を一緒にまわりました。
こちらも知恵を絞って作戦をたてなければならない案件で、私自信も気合を入れて望もうと思っています！
他にも地元からの来客があり、地元からの電話も多かった一日でしたねぇ〜。
来年度予算編成に向けて、或いは補正予算編成（まだ決ってはいませんが！）に向けていろいろと戦略を考えなければならない時期でもあり、各市町村、各団体等の動きも激しくなってきます。
自民党総裁選、解散総選挙と今年の夏は暑くなりそうですし、残暑も厳しくなるでしょうね！

　明朝は北海道代議士会、いつも午前８時開会、部会開催の関係でこの時間になるのですが、この会も含めて党の諸会議で感心することの一つは開会時間の正確さです。
部会であれ、総務会であれ、国対であれ、あらゆる諸会議、会合は案内された時間どうりに開会されます。
この３年間開会が遅れた会議・会合は一つもありませんでした。
もっともそれぞれに多忙な中での会議・会合ですから時間にル−ズだったら成り立ちません。
本当に見事な習慣だと思ってます。　これは夜の宴席もそうです。
時間は本当に正確です！

　明日も本会議がたたないようですので午前中の日程が終わり次第地元に戻ります。
土曜日には恒例の街頭演説、午後からは地元企業のご縁で旭岳でオ−プンするホテルの祝賀会に出席、夜遅くになると思いますが土曜日中には苫小牧に戻れると思います。
日曜日には洞爺村に、昨年に引き続き産業まつりに行って来ます。　お天気が心配です！
来週は火曜日、7月1日に天皇皇后両陛下が北海道に行幸啓される日なので新千歳空港で奉迎させていただき、奉迎行事が終わり次第上京する予定です。
両陛下には有珠山噴火災害の被災地の復興状況をご視察いただきます。
高橋知事、神戸議長、そして長崎虻田町長はじめ地元の皆さん、がんばって下さい！

　それでは、木曜日の夜は洗濯ディ−、これから資料づくりをしながら洗濯で〜す。


岩倉博文

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