２００３年０７月０４日発
　イラク復興支援特措法が今日の衆議院本会議で可決され参議院に送付されました。
特別委員会で連日論戦が続いてましたが、与党３党が賛成、野党が反対で可決、来週の月曜日からは参議院での論戦が始まります。


☆衆議院本会議（7月4日・金・所要時間　１時間）
・採決議案　「日本郵政公社法の一部を改正する法律案」→可決
　　　　　　賛成〜自民、公明、保守新、民主、自由、社民　　反対〜共産
・採決議案　「商法及び株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律の一部を改正する法律案」→可決
　　　　　　賛成〜自民、公明、保守新、自由　　反対〜民主、共産、社民
・採決議案　「イラクにおける人道支援復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案」→可決
　　　　　　賛成〜自民、公明、保守新　　反対〜民主、自由、共産、社民


　最終的には自衛隊の派遣について焦点となりましたが、戦闘地域と非戦闘地域の区別に関する質疑が一番多かったように思います。
党の現地調査でバグダットに行ってきた議員の話では、湿度こそ低いが45度の気温のなかで訓練されていない一般人の活動には限界があり、現地の生活環境も決していい状態とは言えないとのことでした。
バクダットでは一流に属するホテル（外国の報道機関が使用している）でも電気は途切れ途切れ、シャワ−の水は汚れているといった状態とのこと。
自衛隊でなければならない理由はどこにも見当たらないとしている野党現地調査団報告とはかなり違いのある話が多かったんです。
憲法の定める範囲内で可能な国際貢献を果たすために決断をしなければならないと思います。

　本会議終了後まっすぐ羽田空港に、今はＡＮＡ６９便の機中でこれを書いてます。　満席！。
「秋の総選挙！」という文字が今朝の朝刊でいっせいに出ていました。
何度も書いている通り既に織り込み済みの日程ですが、いよいよ具体的な日程に照準があってきたのでしょうか！
議員仲間でもかならず出る話題となってきています。
「選挙、どうだい？」あまり既成事実化してしまうと総理も逆に解散権を行使しずらくなるのではないかと逆に心配なほどに、今朝から10月解散説が噴き出しています。
私は、国会会期末まではキ−プ・ペ−スです。
大切な法案審議をしているわけですから、あまり選挙、選挙と騒がないほうがいいんじゃないかとも思ってます。
早い仕掛けは決してプラスではない、私の経験則でもありますが、「おいおい、悠長なこと言ってるんじゃないよ〜！」とまたまたお叱りを受けてしまいそうです。
地域の政治或いは選挙風土に合った対策と戦略を発信しなければと思っています。
これまでの選挙戦術は通用しにくい、そんな空気も感じているんです。
7月28日、会期末を期して選挙モ−ドに切り替えます！

　今日は千歳空港から札幌に行って入院中の中里道議のお見舞いに行ってきます。
明日は朝一番に私自身の診察日、薬が切れたので行くのですが２ヶ月分が出るようになって楽な変わりに忘れた頃にやってくる通院日という感じになっています。
全道商工会議所の大会（札幌）、結婚式（苫小牧）、神戸議長の祝賀会（白老）等々忙しい土曜日で〜す！

　では、そろそろ最終着陸態勢、千歳は小雨模様のようです！


岩倉博文

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