2003年07月23日発
東京は昨日今日と非常に涼しい日が続いています。
夏の商戦に入ってますが、家電、飲料、衣料等々の業界は猛暑を期待していることでしょう。
一方で、電力は原発休止という期間があったので夏場の電力不足が心配されていましたが予断は許さないものの今のところ大丈夫なようです。

 内閣支持率の低下が言われてます。
イラク新法、危険地域に自衛隊を派遣することに抵抗感があるという報道が多いのですが当然のことだと思います。
誰しも直前まで戦争をしていた地域に、そして今もなお局地的にゲリラ行為が行われている国ですからわが国の自衛隊員を危険にさらすわけにはいかないと考えるのは私も同様です。
一方で、イラク国民の平和のために多くの国々が復興支援に立ち上がっている現状の中で、わが国だけがまたまた資金供与という支援だけで済まされることではありません。
憲法の範囲内で具体的な復興支援に立ち上がることが求められています。
わが国にとっては厳しい選択ですが、ここはわが国自衛隊の活動が可能な範囲で、憲法の許す範囲で、国際貢献を果たすべきではないかと考えています。
あくまでも非戦闘地域、そして後方支援といった活動になりますが、わが国の敗戦以降の時間の経過と国情を考慮すれば今回の国際貢献活動が日本にとってどれくらい厳しい選択であるかということの国際理解は得られるものと思います。
ただ、ここ数日の内閣支持率低下の要因が自衛隊のイラク派遣という政府方針に対する反応だという報道が多いのですが、
私は逆に国民感情としては正常な反応だと感じています。

 衆議院は昨日から「禁足」が出ています。
連絡があったら2時間以内に本会議場まで来れる範囲にいなければなりません。
「大禁足」というのもあって、これは10分以内に本会議場まで来れる範囲にいなければならない、という意味を持っています。
この会期末は今日から金曜日まで「禁足」が出ました。
参議院におけるイラク復興支援法案採決、そして衆議院での内閣不信任案、いよいよ会期末モ−ドとなってきました。
明日、衆議院では内閣不信任案が提出される模様ですが、参議院における野党が仕掛けようとしている手法も是非関心を持って見ていて欲しいと思っています。
総選挙を睨んでの戦術、「何かおかしい!」と思う私に「これも民主主義だよ!」という声が返ってきそうな会期末の野党的セレモニ−です!

 昨日は、西胆振レイクトピア21推進協議会の皆さんが陳情活動で上京されました。
虻田、伊達、豊浦、壮瞥、洞爺、大滝の1市3町2村の首長さんたちです。
国交省北海道局、道路局等に同行しましたが、役所のほうも先週末に人事異動があり連休に入ったので実質的に今日が仕事始めの方々も沢山いました。
首長さんたちは厳しい予算状況の中で復興プロセスに影響が出るのではないかと心配されています。
まぁ、それでも復興はこれまでのところ順調に進んできていますので、この流れをキ-プしたいところです!

 米政策が今週山場を迎えているので農業関係の皆さん方も連日上京されています。
昨日は、北海道・東北・北陸の生産者の集会があり各県の自民党議員が集いました。
これも予算が厳しい中ですから予断を許しませんが、今朝も7時30分から北海道代議士会、8時から党の農業基本政策小委員会、いずれも米政策がテ−マ、明日と明後日で山場を迎えます。

 今日のお昼に開催された自民党港湾特別委員会、「港湾における喫緊の課題」というテ−マで開催されましたが、これに桜井苫小牧市長が出席し地方港湾都市の立場で15分程度の意見表明がありました。
ゲストは、桜井市長と国交省金澤港湾局長の二人、同期の議員さんたちから冷やかされましたよ!
多忙な日程で心配していた出席でしたが、けっこうな数の議員が出席してました。
この委員会に限らず政務調査会内の各委員会では外部のゲストからの意見表明を聞く機会を良くもちますが、ゲストに選挙区内の首長さんが来たのは初めのことです。
桜井市長も堂々と意見を表明してました!


○所属委員会(7月23日・水)
・農林水産委員会(9:30〜14:30・農林水産業の基本政策について)


 久しぶりに農林水産委員会もありましたし、来客も多かったし何とも慌しい一日でした。
委員会を度々中座してしまいましたが、地元から来られる方々とは出来るだけお会いしています。
夕方から雨、もう何日も太陽を見ていない気がします。 しかし涼しいので身体は楽です。
明日は内閣不信任案の提出が予想されます。
本会議が何時頃たつのか、深夜にならないことを祈ってます!
明朝は8時から北海道建設協会幹部との朝食懇談会、部会、議連、来客・・本会議・・長〜い一日になりそうです!

 今晩はこの辺で失礼します! おやすみなさい。


岩倉博文


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