２００３年０９月２０日発
　自民党総裁選が終わりました。
小泉純一郎候補の再選が決定、直ちに開かれた両院議員総会で正式に了承されました。
総会後キャピタル東急にある藤井選対に橋本会長はじめ幹部と支援議員が集まり藤井候補の健闘をたたえました。
与野党の選挙とは違い同じチ−ムの中での選挙ですから、新しいリ−ダ−のもとに結集して、間もなく始まる臨時国会、そして総選挙に向け一致団結しなければなりません。
橋本会長のご挨拶にも同様の趣旨のお話がありました。
私自身もいい勉強をさせてもらいました。
総会終了後、党本部の玄関のところで他グル−プの同期議員たちと会いましたが「終わったねぇ〜、さぁ、また一生懸命がんばろうねぇ〜！」と握手をする場面が多かったです。
もう心は総選挙といったム−ドです。
自民党は、衆参両院で３５７名の議員がいますが今日欠席されたのはご病気の４名、不在者投票制度もあって全員が票を投じたことになります。

　直ちに党三役、閣僚人事に入りますが、２６日からは臨時国会が召集される予定です。
マスコミは平成研（橋本派）が今後どのような流れになるのか注目するのでしょう。
動きがなくても「総選挙を控えて分裂回避！」といったト−ンでしか報道されないのでしょうが、それぞれに真剣に考えた上での行動、多少のしこりは残るでしょうが逆に結束の方向に行くのではないかと思います。
現段階では何とも言えませんが、伝統ある政策グル−プとしての道を粛々と歩むべきだと私は考えています。

　さ〜て、気持ちを切り替えて望まなければなりません。
少なくてもこの総裁選、一番結束していた一期生はそのような考え方で今後望んでいきたいものです！
私自身まだ二度目の総裁選なので今回の票の結果について評価できる物差しは持ち合せていませんが、総裁選終了直後に感じたこと、北海道で藤井候補が票を獲得できて少しホッとしたこと、やはり党員・党友投票は全体として小泉候補が強いと感じたこと、地元岐阜で藤井候補が圧倒的な集票をしていたこと、反小泉候補の投票が対極にいた亀井候補に集中したこと、等々を直感的に感じ取りました。
それにしても党本部８階のホ−ルで開催されていた総会ですが、報道陣の数がものすごかったですよ！

　さぁ、総裁選が終って総選挙に集中できます。
総会の最後にいつもは「日本国、万歳！」と三唱するのですが、今日は小泉新総裁が総選挙を勝ち抜くためにと前置きして「がんばろう！コ−ル」で締めました。
「おい、解散か！」という野次も飛んでましたが一気に解散モ−ドに突入するような、そんなモ−ドでしたねぇ〜。
いずれにしても任期満了に伴う総裁選、いろいろなことを体感することが出来て本当にいい勉強をさせてもらいました。
ここのところの街頭演説でかならず訴えていたポイント、自民党は決して簡単にリ−ダ−はつくらない、緊張感の中でリ−ダ−を選ぶことが政権政党の責任であり責任政党の宿命である、総裁選プロセスで政策論争をしていくことが開かれた政党の役目、緊張感のあるプロセスを経て決った総裁のもとに結集することが自民党の伝統である、といったポイントを訴えてきましたが、今日その決定の場にいて間違ったことを言ってこなかったと思いました。

　藤井選対を後にして一期生だけでホテルのコ−ヒ−ショップに行きお茶を飲んで総裁選の話をいろいろして幕は全て閉じました。
各陣営の皆さん、お疲れ様でした！

　明日、地元に戻ります。午後からは苫小牧で日程が入っているのと夜は床屋に行く予定。
台風が近づいていて心配ですが、ゆっくりと北上しているようです。
今日は東京で震度４の地震もありましたし、何か今年の激動期を予感させます。


岩倉博文

トップページへ　　 戻る（ＢＡＣＫ）