２００３年１１月１０日発
　ご支援をいただいた大勢の皆様に心からお詫びを申し上げます。　ご推薦をいただいた公明党の皆さんにもお詫びを申し上げます。
私の力不足でした！
二度目のチャレンジ、初陣は「まさか！」という選挙でしたが、今回は「小選挙区勝利」という明確な目標を掲げての選挙、決戦に対する私自身の心構えに甘さがあったようです。
いい勉強になりました。　しかし、ご支援をいただいた皆様には大変なご迷惑をかけてしまいました。　誠に申し訳ありません。

　大切な時期を迎える胆振と日高、与党の議席を失った責任を感じています。
政党政治を原点とした議会制民主主義で動いている国政ですから、少なからずの影響も心配されます。
私自身、３年半前に胆振と日高の現状に憂いを感じての出馬でしたが、その憂いの一つが与党の議席がないということでした。
今回も民主党が「政権交代！」を叫んでましたが与党と野党とは違うものです。
まぁ、議員という立場はありませんが、胆振と日高の非常事態ですから出来る範囲でがんばらなきぁと思ってます。
118,958票、全国の落選議員で一番の高得票だったとメ−ルで知らせてくれた仲間もいました。
女房共々一生懸命に取り組んだ選挙でしたから悔いはありませんが、ただただご支援をいただいた皆様に申し訳のない気持ちで一杯です。

　今朝から西胆振の市部、日高東部の各町にご挨拶をしてきました。
明日は東胆振５町、夕方には上京します。　議員会館事務所、議員宿舎の中を片付けなければなりません。
たいした荷物ではありませんがそのままにしておくわけにはいきませんし！　３日程度を予定しています。
本音を言うと、２期目の当選を果たすまでは宿舎の中の置物等は一切必要ないと思ってたので、本当にガランとしたものです。
東京でリ−スしていた車が問題です。　契約途中だし苫小牧に持ってきても不要だし、これが一番頭の痛いところです。
九段の議員宿舎は、３年後に新築される赤坂宿舎に統合される予定ですから最後の見納めとなるでしょう。

　北海道は民主党が好調でした。
統一地方選挙のリバウンドかとも思いますが、評価をするにはもう少しの時間の経過が必要です。
北海道らしい選択だとも思いました。　経済学用語で言うところのサイクリックス現象かもしれません。
マニフェスト選挙とも言われた選挙でしたが、結果的には「高速道路の無料化」という、公約の「無料化」というフレ−ズに新鮮味を感じて都市部では票をだいぶ持っていかれたのではないか、私の選挙区というわけではなく一般論としてそう感じます。
出来もしないことを堂々と政権公約として発信する、野党ならではの技だとも言えます。
北海道では共産、社民が議席を失いました。　私は２大政党制の流れだとは思ってませんが、これもリバウンドがあるか否かこのままの流れで進むのかどうか、来年の参議院選挙の見所の一つとなります。

　仲間たちから心配をしてメ−ルが来てますが、「お前さんのことだから淡々としてるんだろうけど、少しは神妙にしてろよ！」　というのがありました。
今後のことはまだ決めてませんが、今はご迷惑をお掛けした皆様に出来るだけ早くお詫びを申し上げたいという気持ちです。
今までもいろいろな事があった人生、ご心配をお掛けしますが逆風が好きな性格ゆえ、しっかりと道を定めていく所存です。
佑介からも電話があって　「好きなようにしていいよ！　悔いの残らない道を進みなよ〜！」　だいたい最近の大学生は生意気ですね！
昨夜結果がでたばかりなのですが、随分と遠い昔にあったような気がしています。

　今日行かせていただいた日高東部３町、西胆振３市の後援会の皆さん、温かいお言葉ありがとうございました。
沢山の元気をいただきました！
夜に大阪の岡下先生、神奈川の中本先生から電話がありました。　いずれも落選組、「今度飯でも食べようよ！」、新しい連帯も生れてくるもの、いい仲間たちです！
麻生太郎総務大臣からもメ−ルをいただきました。
「ガンバレや。何かあったら遠慮なく言ってこいや！」　ありがとうございます！

　では、明日ご挨拶回りが終了後上京してきます！


岩倉博文

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