２００４年０２月０９日発
　昨夜、久しぶりに札幌雪まつりを会期中に会場から生で見てきました。　10数年振りです！
いつも始まる前、雪像づくりをしている最中に大通りを通った時など車から見ることが多かったんですが、今年はＪＣの仲間たち（88年度日本ＪＣ地区会長）が来ていて夕食をしたあとたっぷりと見てきました。
かなりの人出でしたが、中国、韓国、台湾の観光客が目立ちましたねぇ！
少し雪が舞う天候のなか約1時間少しかかって全雪像を見てきました。
ほとんどが初めての雪まつり、大変喜んでました。
京都の津田君は京都市長選の開票を気にしながらの見学、長野の夏目君は長野県知事のご乱行をぼやきながらの見学、秋田の鎌田兄は孫の写真を携帯に貼り付けて撮りまくりながらの見学、この会のご長老、岐阜の山田兄は一次会のお酒が寒さでさめちゃって正気でのご見学、四国の有岡兄はアスパック誘致に向けて現役への復活を宣言しての見学、九州の渡邊兄はなんと末っ子がまだ小学校低学年という御仁、さすがに見た目一番若いお姿で見学、沖縄の仲宗根君は初めての雪まつりを一度の転倒もなく無事見学、皆さんから「おい、岩倉！　今度の選挙は俺たちが来なきゃいかんなぁ！」心強いお言葉もいただいて楽しい雪まつり見学会でした。
今朝、登別温泉泊組と帰途組に分かれましたが、この大蔵研究会、次回は長野で開催する予定となりました。

　九州の渡邊さんと沖縄の仲宗根君は一昨日から苫小牧に来ていたので、昨日の午前中に苫小牧スケ−トまつりを見てもらいました。
メイン会場を若草公園に移して初めてのスケ−トまつりでしたが、昨日はけっこうな賑わいでした。
さまざまな利便性は高まったものの、まだこちらが慣れていないせいか高丘での雰囲気が体にしみ付いていて少し違和感も感じましたけど！
商店街や飲食店街への影響はどうだったのでしょうか！
ちょうど白鳥アリ−ナで駒澤高校と北海高校の試合があってアイスホッケ−が初めてのお２人に見てもらいました。
スピ−ド感にビックリしてましたが、前の晩に夜の街で女子アイスホッケ−の選手と偶然会ってアイスホッケ−の話も沢山聞いていたので楽しかったようです！
しばれ焼きのコ−ナ−は大混雑だったので、ＪＣの事業のテントで例年のようにしばれ焼きをご馳走になりました。　うまかったです！

　イラクへの自衛隊派遣、補正予算等が参議院で採決、可決成立しました。
イラク一色で補正予算はあまり話題になりませんでしたが、災害関係の予算が入っていたので私自身は注目をしてました。
一安心です！
そして、国会は今週から本予算案審議が本格化します。
何せ、ギリギリのタイミングできてますから年度内に成立するか否かが焦点となります。
自民党では、既に先週から本予算並びに提出法案等の協議が毎朝の部会で本格的に始まっていると思います。
午前８時に始まる部会と８時３０分から始まる部会、それぞれに複数の部会が並行して進められます。
部会の幹部を除き、議員は関係する部会、協議案件に関心のある部会に優先して出席します。
ここでの意見表明が大切なのですが、各法案や予算等もここで政府側と何度も協議をして与党・自民党としての合意形成の場となります。
ここから政調会、総務会を経て党としての決定となるわけですが、必ずしも部会で一致して賛成に決る場合だけではありません。
調整がつかない場合には最終的に部会長が一任を取り付けます。
一期中に何度か私もこの場面に出会いました。
意見が分かれて調整がまったくつけようがない時、部会長の腕の見せ所となります。
最終場面で一任を取り付けるために部会長がまとめのスピ−チをするわけですが、これが最高に勉強になりましたよ！
本当に感心して聞いてましたねぇ。
中には「ちょっと待ってよ〜」という場合もありましたが、大方は「さすがに○期だねぇ！」というまとめでした。
衆議院の委員会や国対や議運等でも同様のケ−スの連続とも言えるのですが、こちらは与野党の攻防です。
党内の取りまとめは同じ党の中での調整作業ですから、少しスタンスは違いますが、場合によっては同じ党の中の調整のほうが難しいケ−スもあります。
同時に、党内調整はマスコミであまり取り上げないので、逆にまとめ方が難しいとも言えます。
与野党の調整はだいたい我々にも予測が可能です。　しかし、党内調整はそうはいきません。
逆だと思うかも知れませんが、私はそう実感してました！

　いつも書いてますが、重要案件や法案は国会に出てくる前に党内でかなりのプロセスを通ってくるということを知っておいて欲しいと思います。
もう一つ国会の動きを見る場合に、特に本国会は７月に参議院選挙を控えてますから選挙に向けて与野党がどう流れを作ろうとするかがポイントになります。
少なくてもイラクへの自衛隊派遣問題に対する野党の対応は完全に選挙を睨んでの戦略が軸となっています。
国家にとってこれ程大切な問題を目先の選挙を軸にして判断していいものか否か私は疑問に思ってるんです。
もう少し時間が経過すればこの意味が理解されてくると私は思っていますが、従来型手法で政治の流れをつくるやり方に国民がどう反応するか、或いは国政選挙の前にイラクへの自衛隊派遣問題をあえて位置づけした与党の戦略にどう反応するか、いずれにしてもサマ−ワに入った陸自本隊の先発隊は、緊張感のなかにも慣れない部族社会の風習のなかで元気にがんばっている様子です。
自衛隊の訓練がいかに厳しいものであったか、現地から送られてくる映像を見ながら私はそう思っています。
自らの任務が国家と国民のためにあるということをしっかり認識してがんばって欲しいと思います。
国内のメディアの一部はいまだに、米国追従・・と表現してますが、現地にいる隊員は誰一人米国のために自らの任務があると思っている隊員はいません。
日本と日本人のために体をはってイラクの平和構築に向けて支援活動に従事しているのです。
そういった彼らに「頼むぞ〜！」といつも心に思っている毎日です！

　明日は、終日ご挨拶まわりです。　少し遠くに行きますが雪はどうでしょうか！　それではこの辺で！


岩倉博文

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