２００４年０２月２７日発
　今日、松本智津夫（麻原彰晃）被告に対し求刑通り死刑が言い渡されました。　死刑判決は当然のことと思います。
弁護側は恐らく控訴するのでしょうから、これからまたしばらく時間を要することになります。
考えられない事件も発生から８年が経過しました。
一連の事件で亡くなられた皆様のご冥福を改めてお祈り申し上げます。
同時に、まだ病床におられる犠牲者の皆様、そしてそのご家族にしてみれば、死刑判決が出たとはいえ、亡くなられた方々が戻ってくるわけではなし、元の身体に戻るわけでもなく、複雑なお気持ちで今日の判決を迎えたのではないかとお察し致します。
この裁判に限らずですが、被告に対しては「人権云々〜」、犠牲者の立場を司法はどう考えているのか、疑問を感じることもありました。
失ったものがあまりにも大きい犠牲者のご遺族やご家族にとって、これからまだまだ時間のかかる裁判の行方をどんなお気持ちで見守られるのでしょうか。
「時間の経過」、ある場合にはご遺族やご家族のお気持ちを考えた時に必要なことなのかも知れません。
しかしある場合にはまったく意味のない時間ということにもなり得ます。
私は、この事件の特殊性、或いは社会性から言って裁判の経過を出来るだけ早く進めさせることが必要じゃないかと思ってます。
司法の立場は理解しながらも、その上でなおあまりにも時間がかかり過ぎると感じます！

　何故、非常に有能な若い科学者たちが麻原になびいていったのか、理解に苦しむ事件でもありました。
そして、オ−ム真理教は名前を変えてまだ活動を続けています。
在家信者の数こそ大幅に減ったようですが、出家信者はまだ６００人程いると言われてます。
現代を象徴している事件なのか、単なる性格異常者集団の犯行だったのか、本当に考えさせられる事件です！

　６ヶ国協議が２５日から北京で始まってます。
拉致問題の扱いについて注目が集まっていますが、北朝鮮相手の交渉ですから我々の物差しだけで予測できないところもあり、まったく予断を許しません。
北朝鮮との間に拉致問題を抱えているわが国にとって、６ヶ国協議のなかで包括的な問題の解決というパッケ−ジ論が有効なのか、北朝鮮にとっての拉致問題と日本にとっての拉致問題とは違うからこそパッケ−ジ論が有効だという考え方と、違うからこそいくつかの選択肢を並列的に持つべきではないかという考え方と議論になるところですが、いずれにしても今週は北京の動きに注目です！
拉致問題で、そう簡単に北朝鮮が動くとは考えられませんが、リビアの動き以降初めての公式の場となる６ヶ国協議、水面下の動きも含めて注視していかなければなりません。

　昨夜は札幌に泊まってました。　今朝、早くから病院に行ってきたんです。
３ヶ月分の薬がなくなったら問診して薬を仕入れなければなりません。
前回は血液検査、今回はＸ線検査の予定でした。
でも、今日は時間があったので心電図他、次回に予定していた検査もしてきました。
いずれも特に問題はなく３ヶ月分の薬をもらってきました。
ジム通いも再開して体の調子は特に問題ありません。
地域をまわってると、今でも「体、大丈夫かい？」と良く聞かれます。　ありがたいことです！
昨日は、お昼にも札幌日程が入っていたので２往復しました。　夜に苫小牧で会合があったので一度戻ったんです。
病院に行く日は札幌に前泊することにしています。
以前に２度程、苫小牧から札幌の病院まで雪ですっごく時間がかかってえらい目にあったことがあるんです。
何せ混んでいる病院ですから少しでも遅れると診察までの待ち時間がかさんでしまいます。
それに、主治医の外来が週に２度しかなく、しかも午前中だけですから効率的に診察を終えるには早い時間に受付を済ませるのが一番。
もう３年経過しましたが、やはり病院に行って問診を受けるとホッとしますねぇ！
調剤薬局の人たちとも顔馴染みになりましたが、毎月通院していた頃から見れば、今は３ヶ月毎ですから話す機会も少なくなりました。
「ねぇ、半年とか一年分の薬は出ないのかい？」「ダメですよ〜！そんな事したら我々患者さんとのコミニュケ−ションが取れませんよぉ〜。」
「でも、ここにしか来ないんだからいいじゃない！」「いやいや、窓口の対応が悪いと病院に苦情が来ますし、けっこう気を使ってますよ。」　独占市場とはいえ、それはそれで大変なようでしたね！

　ここ数日、地元案件のために某省庁と電話でたびたびやり取りをしてましたが、懐かしい方と電話で話すことが出来ました。
「いろいろな問題があるのでパニックですよ！　上京したら連絡ください、積もる話もありますよ！」　一期目、ほぼ毎週のように会っていた人、少しの間ご無沙汰していると審議官になっていたり、局長になっていたり、課長になっていたり、省庁の人事は早いですねぇ〜。
国会会期中は特に忙しい方々ですが、仕事師が多いんです！　がんばってくださ〜い。

　今晩、故牛丸昭吉門別町後援会長のお通夜がありました。
大勢の方々がお別れに来られてましたが、面倒見のいい会長でしたからそのお人柄が偲ばれました。
明日の告別式は、道連の定期大会のために女房に出席してもらいます。
自民党門別支部の支部長もされていたのでお許しをいただけると思っています。　改めてご冥福をお祈り申し上げます。

　今、門別町から帰る車の中ですが、道路に雪は全くありません。　沼ノ端くらいからぐっと雪が多くなります。
今週初めの暴風雪は苫小牧に集中していたようです！
今夕の支援企業の会合には女房が出席してますが、そろそろ終わる頃でしょう。
お腹も空いてます。　苫小牧に戻ったら、いつものように食事をして帰宅しま〜す。　何、食べようかなぁ〜。

　明日は、自民党道連の定期大会、朝から札幌です。　では、楽しい週末を！


岩倉博文

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