２００４年０４月１５日発
　３人が解放されました。
今、中東のＴＶ局「アルジャジ−ラ」が日本人３人の解放を伝えたという速報をＮＨＫが報じているところです。
ＮＨＫも即、特別番組に入ってますが、イスラム聖職者協会に保護されている３人の映像でも元気な様子、そして、日本大使館に移動し保護されたという報道も入りました。　良かったです！

　身柄拘束から解放までの詳細は次第に明らかになると思いますが、とりあえず異常な１週間を過ごされたご家族の元に早く戻られるよう祈りたいと思います。
総理はじめ政府関係の皆さんもお疲れ様でした。
同時に、新たなる人質事件発生の報道もあります。
政府は引き続き新たな事件で人質になったと思われる邦人の解放に向けての対応と、再発防止の対策を急がなければなりません。
もうしばらく緊張感が続きます！

　昨日の午前中は札幌に行ってました。
お昼の１２時から苫小牧で出前講座があったんで、間に合うように札幌を発つべきでしたが少々遅刻、若い皆さん方と食事をしながらの講座、ありがとうございました。　楽しかったです！
早くも中旬となった４月、景気動向も予断を許さない状況です。
大手企業の景気回復観は選挙区をまわっても感じるようになりました。
特に室蘭では、昨年とまったく違うト−ンの話題が出てきます。
中国特需で工場のラインがフル操業とのこと。

　しかし、地域全体としてはまだまだです！
紙パはまだ若干不透明感を感じます。
当面は、市部の民間設備投資動向、住宅着工戸数、個人消費動向に注目していきたいと思ってますが、公共事業関係は連休明けに発注が本格化しますのでこれからです。
資材高の傾向もじわっとあって収益率が心配されます。
完全失業率も北海道では依然として高水準。
公共事業の減少が失業率に追い討ちをかけなきゃいいと思ってます。
国、道、市町村財政の現況では公共事業の減少はしばらく続きます。
民間設備投資が動いてくるといいんですが、中堅・中小企業の設備投資意欲はまだまだ低調。
意欲はあっても資金調達がままならないといった声も聞かれますし、金融機関の融資姿勢に刺激が必要だよ、という指摘もありますねぇ。
活気の前の静けさ、と表現してみたい北海道の４月、新年度です。

　国会もイラク情勢を抱えながら法案審議のほうも本格化、有事法制関連７法案も昨日から委員会審議に入ったようです。
今日の朝刊の政治欄、久しぶりに学歴詐称疑惑で話題になった古賀潤一郎議員の記事が出てました。
民主党は離党したようですが、風化現象も早い今の時代「えっ、誰だっけ？」と思った方もいたのではないでしょうか！
あれ程賑わした山崎元幹事長、平沢衆議の訪中もすっかり話題が出なくなりましたねぇ。
ずい分前の出来事のような気さえします。　難しい時代ですねぇ〜。
イラク情勢、拉致問題、衆議院補選、年金改革関連法案、有事法制関連法案、道路公団民営化関連法案、景気回復、米国ＢＳＥ、ＷＴＯ、中国経済動向、そして参議院選挙。
まさしく時代の転換期を生きてるんだぁ〜と感じる喫緊の課題群です。

　ＴＶではご家族の方々の会見が始まっています。
安堵された様子が伝わってきますねぇ〜。　長い日々だったと思います。
ご家族の一言一言でさまざまな反応もあったことでしょう。　おめでとうございます！

　今日は朝から日高東部と中部に行ってました。
各町でいろいろな方々とお会いすることが出来ましたが、今日もまた携帯のバイブがなる度に「人質解放速報か！」と思ってましたねぇ。
お天気もよく快適な日高路でした。
夜、帰ってきて即床屋に行ってきたんですよ。
床屋から帰宅して机に向かってダイアリ−の原稿を書こうとＰＣの準備をしているところに解放の第一報が入ったんです。
床屋は家から徒歩３分の所ですから極めて便利、コンビニも徒歩１分、何とも都会的なとこに住んでいると思われるかも知れませんが、神社まで徒歩５分、墓地まで徒歩１５分、街が一望できる緑ヶ丘公園まで徒歩１５分、どんなとこに住んでるの？と思われちゃいそうですが、地方都市ならでは！ですねぇ〜。

　これから調べなきゃならない事があって、この辺で失礼します。　人質解放、良かったですねぇ！


岩倉博文

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