一昨日、市の総合計画策定過程で幅広く市民の意見を聞くために設置した市民懇話会１５名の委員の皆さんに委嘱状を交付さ
せていただきました。 各種団体から１０名、公募市民５名という構成です。 これから本格的に懇話会が開催され、それぞれのお
立場からご意見をいただく予定です。 今回の基本構想の設定期間は１０年とさせてもらっています。 これまでは２０年設定でし
たが、この時代の転換期の中で１０年の設定が現実的だと思ってます。 基本計画の期間設定も１０年から５年となりますが、こ
れも新総合計画の特徴の一つ。
新総合計画は、“基本構想” “基本計画” “実施計画” という３つで構成されますが、基本構想
は、将来を展望した目指すべき姿と政策、施策展開の基本的方向を示し、基本計画は基本構想の実現に向けて分野別施策を明ら
かにすることを目的とし、実施計画では、具体的な事業の内容を明確にすることになります。 市民懇話会は、今後３回〜５回程
度開催され最終的には検討事項が報告書にまとめられ、計画策定過程で参考にさせていただくつもりです。 変化が激しい時代で
すから、難しい策定作業となりますが大切な過程ですのでよろしくお願いしたいと思ってます。
私がいつも指摘するポイント
ですが、計画策定にあたり “計画人口をどうすべきか” が最初の大きな課題の一つになります。 これまでの基本構想では、計画
人口を２５万人と設定してました。 今は、わが国が既に人口減少時代に突入、１０年後の人口推計さえ極めて難しくなっている
今日ですが、計画人口の設定は、たとえば都市計画や基盤整備計画、教育計画や医療・福祉計画などすべてに連動する問題とな
ります。 今回の新総合計画の計画人口は、最終決定ではありませんが１７万人設定になると思います。 苫小牧の人口が過去最高
を記録したと先日報じられたばかりですが、出生率が上昇しているわけではありません。 この１０年、結果的にはほぼ横ばいと
いう設定ですが、ある時点までは微増で推移するものの、ある時期から微減が傾向化することになるのではないかと思います。
いずれにしても今後１０年間の街づくりの方向性を決める大事な作業となりますので、懇話会の皆さんにはよろしくお願い致し
ます。
さてさて、新年交礼会もまだ続いてます。 今夜は、苫小牧市交通安全指導員会の新年交礼会に出席してきました。 日頃、交通
事故防止活動にご尽力いただいている皆さんです。 感謝状贈呈と勤続表彰があり、その後新年交礼会が始まりました。 ２年連続
して交通事故死全国ワ−ストワンを返上、愛知県に次いで全国２位の北海道ですが、苫小牧署管内は昨年交通事故死全道トップ
となりました。 昨年、対前年比で交通事故件数は減少したものの死亡者数は４人も増えてしまいました。 そして、新年に入って
の数字をみても苫小牧は発生件数で対前年比１０件増え、負傷者数も９名増えてます。 せっかく減ってきた事故件数ですが、何
とかしなきゃなりませんね。 東西に長い街並み特性があり、幹線道路も直線が多いわけですが、見通しがいい反面スピ−ドの出
し過ぎが多いんでしょうね。 交通安全指導員の皆さんには、今年もよろしくお願い致します。
今月２７日の土曜日に午前１１時からグランドホテルニュ−王子で、私の連合後援会 （沖一郎会長） 主催 “新春の集い” が開
催されます。 市長選以来初めての連合後援会行事ですが、政治の世界に入ってからずっとこの時期に開催している恒例行事で
す。 公職選挙法上の事後運動期間 （６ヶ月） も過ぎたので開催することになりましたが、“事前運動期間” については知ってい
る方でも、“事後運動期間” が法律に定められていることはあまり知られてませんね。
当日は、特別ゲストとして日本ハムファ
イタ−ズの元監督、ＴＶでお馴染みの大澤啓二先輩に来ていただくことになってます。 立教大学の先輩になりますが、快く来て
いただくことになりました。 ご挨拶をいただきますが、大澤親分の “あの大澤節” を聞かせていただきたいものです。 苫小牧に
も立大野球部のＯＢがおられ実現したものですが、今も苫小牧野球界のためにご尽力されておられる大田一三先輩です。 以前に
もダイアリ−で紹介したことがありますが、長嶋先輩と同期で同じサ−ドだった大田先輩、それだけでも私にとっては恐れ入る
べき存在です！
大澤親分は、前日に苫小牧に入られ当日夕方の便で帰京されます。 後援会主催の行事にゲストとして来られた立
大ＯＢは、斉藤教授に続いてお二人目となりますが楽しみにしています。 会費は２０００円、お時間のある方は是非どうぞ！
今日は午前中から昼にかけて降雪があり一時はけっこう積るかなと思いましたが、さほどでもありませんでした。 さぁっと
積った雪もすぐに解けてしまいましたが、夜になって日陰部分では滑りやすい部分があるようです。 気を付けてください！ 苫小
牧警察も、昨年の交通事故死全道一の汚名返上を目指してかなり気合が入ってます。 運転者や歩行者一人一人の交通安全に対す
る気持ちが大切ですから十分気を付けて、今年こそ交通事故件数、負傷者数、そして死亡者数の上位に苫小牧がランクされない
ようにがんばりましょう！
それじゃ、この辺で失礼します。
岩倉博文