如月 （２月） に入りました。 相変わらず時の流れが速いですねぇ〜。 今月は、苫小牧の冬の風物詩 “第４１回スケ−トまつ
り” があるし、後半には定例会 （議会） があります。 平成１９年度予算案も９０％仕上り、財政健全化計画も９０％仕上がっ
て最終的に部長会議に諮られますが、市の財政を取り巻くさまざまな状況を考えれば “ベストな出来” だと思います。 今後、
部長会議を経て最終決定され、議会に議案として提出します。 戦略型予算編成方式も改善の余地は残してますが、予定してい
た効果も出ましたし来期にはもっと精度を高めて取り組みたいと思ってます。
財政健全化計画については、これから３年間、
つまり私の任期中極めて大きな存在でもあります。 “財政再建の道筋をつける” 市民との一番重い約束ですが、その取り組み
の中軸をなす存在となります。 @財政の現状認識 A財政健全化プランとの相違点 B財政再建に向けて道筋設定 C数値目
標を使った道筋のシナリオ D財政を取り巻くさまざまな問題提起 などを読み取っていただきたいと思います。
もう一つは、“財政健全化計画と第３次行政改革推進計画と予算案との関係” について、ある程度共通の認識を持たなけれ
ばならないと思ってます。 マスコミでも “ゴミ有料化で穴があく９億円 （３年間） をどう埋めるか！” といった角度の記事を
良く見ます。 行革推進計画は、行革に関する内容を示した計画であり財政スキ−ムを示した計画ではありません。 一方、今回
議会に提出する財政健全化計画は、今後３年間の一般会計に関する再建に向けた道筋を示す目的があり、財政に関するさまざ
まな角度から問題提起もしています。 今後も予算編成にあたっては、この財政健全化計画で示した流れを踏まえて再建プロセ
スを軌道に乗せることが私のポイントとなります。 “財政再建が目的であり、行革はその手段！” とこれまでも指摘してきた
ことですが、“財政健全化計画と第３次行革推進計画と予算案との関係” について是非ご理解をいただきたいと思っていま
す。
千歳基地における日米共同訓練問題で、１月下旬に公表するとしていた訓練概要が昨日公表されました。 ずっとこのダイア
リ−でも “訓練計画概要” と記してきましたが、あくまでも “概要” で訓練詳細はもう少し先になります。 日米合同委員会で
の協議そのものがまだ詰められていないと思ってますが、米軍再編スキ−ムは、この訓練移転問題だけではなく解決しなけれ
ばならないことが山積しており、沖縄県知事選もあったりして多少遅れ気味なのではないかと思います。 いずれにしても、詳
細が公表されるまで、つまり訓練内容と日程が分かるまで連絡協議会などの協議を積み重ねていかなければならないと思って
ます。 ５日に市議会総合開発特別委員会がありますが、協定書締結について説明させてもらいます。 昨年３月に全会一致で反
対決議をしたままの市議会ですが、その後の状況変化を踏まえ何とかご理解をいただきたいと思っています。
中国遠征中の日本女子アイスホッケ−チ−ム、なかなか調子がいいようです。 中国にも勝って３勝０敗、優勝に近づいてき
ました。 岩倉ペリグリンの久保や山中の調子もいいようだし何とか優勝させたいです。 今週末、第２７回全国中学校スケ−
ト・アイスホッケ−大会が苫小牧で始まりますが、昨日、その代表選手数名が市役所を訪問してくれました。 スピ−ドスケ−
ト女子に苫小牧からただ一人出場する森永美波さんも来てくれましたが、４日にある予選レ−スは応援に行けるかも知れませ
ん。 彼女と応援の約束をしたので久しぶりにハイランドに行くつもりです。
連日、内部打合せが続いてます。 財政部、企画調整部、都市建設部、総務部・・・いろんな課題がありますが、就任直後の
課題レクチャ−の日々から比べれば時間も短く感じるし、既に頭の中にあることばかりになったのでインプットも速いし、ア
ウトプットも速くなったと感じます。 もともとじっくり考えて答えを出すタイプじゃないので、周りがハラハラすることもあ
るでしょうね。 一度出したジャッジは絶対に変えないし、これは昔からですが “よく考えて答え出せよ！” とよく言われたも
のです。 ただ、持っている情報量に自信がある場合とない場合とでは費やす時間は変わってきます。 情報量が多くてもその質
が悪い場合と、情報量が少なくてもその質が良い場合とでも違いますね。 情報の質は、情報加工能力に寄ると思ってます。 た
だ、情報の量はいかんともしがたいことなので、情報量が少ない時は時間をかけてジャッジすべきと思ってます。
今日は、佑介の誕生日。 ちょうど帰ってきているので久しぶりに一緒に夕食を取りました。 ６日まで苫小牧にいるようで
す。 月曜日に降った雪も、昨日の雨と暖気ですっかり融けてなくなってしまいました。 今日から寒波との予報でしたが、そん
なに厳しいものではありません。 今朝もバス停まで徒歩でしたが、２月にしては肌で感じる風が温かです。 本州から来訪され
る方々と話していても “思ったほど寒くないですねぇ〜” と必ず言われます。 “今年は異常なんですよ！” 昨日、来られたア
イシン精機の川田副社長ともそんなやり取りをしてましたが、アイシンさんの工場建設も順調に進んでおられるようです。 今
回は、建設中の工場視察や関係先への挨拶回りとのことですが、昨今の自動車業界動向についてもいろんな話を聞かせていた
だきました。
床屋に行こうと思ってましたが、いつもの大野君がお休みとのこと。 ジムに行く時間もなくなってしまいましたがサウナだ
けでも入ってこようかと迷ってま〜す！ では、失礼します。
岩倉博文