2007年03月20日発

 第26回定例会も昨日で閉会、すべての議案が承認されました。 審議終了後、私からご挨拶させていただき、守屋議長からの ご挨拶があって閉会。 その後今月末で退任される熊木助役、三上助役、渋谷収入役、そして南監査委員から退任のご挨拶があり ました。 今議会でご勇退される9名の議員の皆様には、長い間苫小牧市発展のためにご尽力いただきましたことに心から敬意と 感謝を申し上げます。 そして、特別職の皆様には、それぞれに激動のこの数年市政のキ−マンとしてご奮闘いただきましたこと に心から感謝を申し上げます。 議場でのすべてが終わり市側全員と正副議長、各会派、そして議会事務局に閉会のご挨拶にまわ りました。 昨日の本会議で審議された議案を以下に記しておきますが、厚生委員会審査結果報告、総合開発特別委員会調査結果 報告、そして自動車運送事業に関する調査検討特別委員会調査結果報告については委員長報告どおり承認、沼ノ端の町名変更問 題も厚生委員会審査結果報告に含まれてますが委員会審査どおりに承認されました。

《3/19本会議で承認された議案》
・苫小牧市助役の選任(全会一致)
・苫小牧市監査委員の選任(全会一致)
・苫小牧市固定資産評価員の選任(全会一致)
・苫小牧市監査委員条例等の一部改正(全会一致)
・苫小牧市副市長定数条例の設定(全会一致)
・苫小牧市職員の退職手当に関する条例の一部改正(全会一致)
・苫小牧市議会の議員等の公務災害補償等に関する条例等の一部改正(全会一致)
・苫小牧市立病院建設基金条例の廃止(全会一致)
・苫小牧市母子家庭等児童入学援助金支給条例及び苫小牧市ひとり親家庭等医療費助成条例の一部改正(全会一致)
・苫小牧市建築基準法施行条例の一部改正(全会一致)
・市道路線の廃止(全会一致)
・市道路線の認定(全会一致)
・平成18年度苫小牧市職員退職手当基金特別会計補正予算(全会一致)
・平成18年度苫小牧市水道事業会計補正予算(全会一致)
・苫小牧市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正(賛成多数)
・苫小牧市財産条例の一部改正(全会一致)
・苫小牧市議会委員会条例の一部改正(全会一致)
・苫小牧市議会会議規則の一部改正(全会一致)

 守屋議長、笹谷副議長、そして議員の皆さんには任期最後の定例会でしたが、誠にありがとうございました。 昨年の5月以 来、激震が走った市政のなかで市長選があり新市長が就任して、ゴミの有料化凍結や日米共同訓練問題などそれまでの市政運営 とは相容れない政策を結果として持ち込んだ市長でしたから議会からも多くのご指摘をいただきました。 そして、財政健全化プ ランの考え方を基本的に修正し新たな財政健全化計画を議会に提出するなど方針転換もあり違和感も感じられたことと思いま す。 議員の皆様からいただいた数多くのご意見やご示唆などを忘れずに今後も “たくましい苫小牧づくり” を目指して市政の先 頭に立つ覚悟です。 再選に挑戦される議員の皆さんには、是非5月の臨時議会でお会いすることを心からお待ち申し上げ、この ダイアリ−でも第26回定例会を閉めたいと思います。 誠にありがとうございました!

 さて、新たに樋口雅裕助役 (任期は4月1日、同日から副市長という名称に変わります) と中野裕隆助役 ( 〃 ) と斉藤範 夫監査委員が正式に選任され、4月1日から新年度、私にとっては第4ク−ルが始まります。 その初日に部長・次長人事を発令 し新チ−ムを立ち上げます。 現在、内示に向け準備の最終段階を迎えてますが、新年度が始まったら新チ−ムで積極的に市政と 取り組みたいと思ってますので何卒よろしくお願い致します。

 “時代の流れの速さ”
 “国のすがた・形のつくり変え”
 “国際競争力強化⇒国全体として高コスト体質是正”
 “本質的な意味での地域主権時代到来”
 “自己責任の地方自冶”
 “多様化する市民要望”
 “地域主権時代にマッチした市民のための市役所づくり!”
 “財政健全化道筋への取組み実践〜財政再建の確かな足音!”
 “攻めの市政!”
 “確実な戦略”
 これからの市政のキ−ワ−ドをイメ−ジしたら数限りなく頭に浮かんできます。 今、我々は正しく時代の転換期を歩んでます。 これまでの延長でこれか らの地方自治を語ることは出来ません。 すべきではないとすら思っています。 そして、この時代の転換期は、たとえ市民であれ プレスであれ “評価・分析する側の知識と意識” も極めて大切になってきます。 無意味な評価は総体エネルギ−をロスさせるか らです。 施政方針演説で “地域経営” という言葉を使いました。 経営とは “その組織目的に対し工夫を凝らして営むこと、最小 の費用で最大の効果をもたらす活動” を指しますが、文字通りこの数年は市政の経営能力が試されます。 “強く、明るく、たく ましく!” 市役所一丸となって時代の命題に挑戦していきます。

 今日は、日帰りで上京してきましたが、株式会社苫東の経営諮問委員会に出席してきました。 10人の委員で構成される委員 会で日本電信電話株式会社特別顧問の児島仁氏が委員長を務められてますが有意義な会でした。 東京は春本番の陽気、そうそ う、ちょうど議員会館に寄ったら麻生太郎外務大臣が在職25年表彰を受けられる日で、奥様とお嬢さんにお会いしました。 今 日の本会議での受賞の様子も麻生事務所で見てましたが太郎先生らしく議場でご挨拶されてましたよ。 一つの節を迎えられた太 郎先生に心からお祝いを申し上げます。 益々のご活躍を!

 予定していた便より早い便で帰道しましたが、行き帰りとも飛行機の中で寝てましたよ。 これからジムに行ってきま〜す。 そ れじゃ、失礼します。

岩倉博文


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