ご無沙汰してましたぁ〜！ 23日から今日まで韓国に出張してましたが、予定通り今日お昼過ぎに千歳空港に到着。 アッという
間の５日間でしたが、お天気にも恵まれ順調な行程でした。 正式には “苫小牧港管理組合管理者” としての海外出張でしたが、
市長に就任以来初めての海外出張でもありました。 今回の全体行程です。
＜10月23日（火）・釜山泊＞
・千歳空港発KE772便→釜山金海国際空港着 ※夜、苫小牧港利用促進協議会はじめ同行メンバ−と会食
＜10月24日（水）・ソウル泊＞
・マリンウィ−ク2007参加⇒２年に一度釜山で開催されている海洋に関する産業見本市の “マリンウィ−ク2007”、海洋に関す
るさまざまな分野で世界中の企業などが参加、日本の企業も参加してましたが、港湾として日本から参加したのは苫小牧港だけ
でした。 釜山港、ウルサン港、ピョンテグ港などと同じゾ−ンにブ−ス参加。 大きな会場に各国から大勢視察に来られてました
が、オ−プニングセレモニ−にも立会い “苫小牧港ブ−ス” にも少しの時間ながらいました。 パンフなどが入ったグッズがアッ
という間に少しなくなってましたよ！
・釜山港湾公社（ＢＰＡ）／表敬訪問⇒李甲淑（Gap-Sook Lee）社長にお会いすることができました。 今や韓国を代表する港湾
というだけではなくアジア最大級のハブ港としての役割を担ってる港を管理しているのがＢＰＡです。 応接室から釜山港を眺望
しながらＤＶＤで釜山港の現状について説明を受けました。 ちょうど今２０キロ離れた所に釜山新港を造ってますが、規模こそ
違え苫小牧の西港と東港も同じ位の距離なので説明を聞いていて臨場感がありました。 この１１月には李社長も来苫され苫小牧
で釜山港セミナ−（ポ−トセミナ−）を開催します。 李社長は同い年、同公社は国の１００％出資企業とのことでした。
・釜山金浦空港発KE1128便→ソウル金浦空港着
＜10月25日（木）・ソウル泊＞
・韓国政府海洋水産部／表敬訪問→Jang-Hoon Lee 企画部長はじめ日本担当者と面談。 日本で言えば国交省港湾局はじめ幅広い
役割を担っている役所です。 国会日程と重なってたようですが、Lee部長には時間も十分取っていただきました。 海洋水産部とし
ても苫小牧港の存在に関心を持っていて今年の春にも担当者が来苫しています。
・南西海運表敬訪問→金英治（Young C. Kim）社長はじめ幹部と面談。
・興亜海運表敬訪問→金泰均（T.K.Kim）社長はじめ幹部と面談。
・高麗海運表敬訪問→朴延鯣（Jong Seug Park）社長はじめ幹部と面談。
※上記３社は苫小牧港に寄港している韓国の船社です。 内航では日本一の取扱貨物量となっている苫小牧港、当面の課題の一
つに国際コンテナタ−ミナル基地の東港シフト問題があります。 その背景に、特に外貿を取り扱う船の滞船問題があり韓国航路
だけじゃありませんが苫小牧港への不満と不安が少しずつ高まってます。 韓国船社に対し苫小牧港の現状と東港シフトについて
説明してきました。 さまざまな指摘もいただきましたが、苫小牧港の滞船と中国の港の滞船によって船社は荷主からさまざまな
プレッシャ−もかかっているようです。 貴重な訪問でした！
・元国会議員朴哲彦（パク・チョロン）先生／表敬訪問→もう２０年近いお付き合いをしている朴先生、統一韓国福祉研究所理
事長をされています。 大統領候補にも名前があがってたことのある朴先生ですが、忙しいなか時間を取っていただき近況報告を
してきました。
＜10月26日（金）仁川泊＞
・崔在哲（Jai-Chui Choi）韓国政府外交通商部国際経済局長と昼食。
・Byung-Suk Choi サムソン電子経営管理担当役員と夕食。
※途中から同行していた古い友人の李俊鎬先生の人脈でセットしていたこのお二人、なかなかおもしろい時間でした。
・ソウル市内から仁川国際空港に隣接するホテルに移動。
＜10月27日（土）＞
・仁川国際空港発KE765便→千歳空港着
※日程の中で、それぞれの氏名がハングルだったり英語だったりしてますが、いただく名刺の表示が両方書いてある場合や英語
名だけの場合がある為です！
以上が今回の主な行程です。 マリンウィ−ク2007は、今日までの開催なので管理組合の担当者は釜山でブ−ス対応し後片付け
をして明日帰国の予定。 昨夜、ソウル市内から仁川空港に隣接したハイアットリ−ジェンシ−ホテルに着いたのがもう12時近
かったので少し寝不足気味ですが、帰苫して夕方から千歳で開催中のＪＣ全道大会と同時に開催される恒例の歴代会に出席して
きました。 明日 “東胆振物産まつり・一日店長” をするのでとりあえず帰国報告だけさせてもらいました。 追々いろんな話題を
書きたいと思いま〜す。
それじゃ、この辺で失礼します。 爆睡しま〜〜す！
岩倉博文