2007年の大晦日を迎えました。 “良いことも悪いことも苫小牧の一人勝ちだなぁ〜” と言われたこの１年、お陰さまで無事無難に
終わろうとしています。 女房も佑介も義母もキャッシ−も家族共々元気で新年を迎えることができそうですが、佑介は今年も草津
で新春を迎えます。 昨夜も電話があって元気にしているようですが、試験が終わったら帰ってくるとのこと。 １月の休みが短いの
で大学に入ってから正月はほとんど帰ってきません。
この１年、ダイアリ−にお付合いいただいた皆さんに心から御礼申し上げます。
そして、さまざまなご意見をいただいた皆さん、ありがとうごさいました。 すべてに十分な返事を出すことができなかったことをお詫
びしますが、日程の都合でダイアリ−を書くのが精一杯の時期や性別、年齢、居住地、職業など不明な場合になかなか返事のしようが
ない場合もあったりですべてに返信を出すことは難しいことをご理解願います。 そして、返信しても時差が出てしまう場合もありました。
悪しからず！
来年も若い皆さんに市長職の日々を知ってもらったり、ダイアリ−を通じて私の考えなどをお知らせしたいと思いますので
よろしくお願い致します。
選挙に出ている身の宿命で、１年で唯一公務日程がない日が続くこの年末年始、暮れの29日から女房と私的なご挨拶回りをしてました。
新春の3日まで続きますが、政治の世界に入ってからずっとやってることです。 管内 （胆振と日高） 一巡から苫小牧市内だけに変わって
２年目ですが、女房のほうが慣れたものでリストも全部作ってくれ道路事情も悪くないので予定通り回れてます。 ご不在のお宅はほと
んどありませんでしたが、年末でお掃除をしている最中にお邪魔する場合もあったりしてご迷惑もかけてます。 申し訳ありませ〜ん。
今年も最後の訪問は、故田中正彦君の家に行ってお参りをしてきました。 この１年の報告をしてきましたが、市長選に出馬する意志
を固めたことを一番最初に話したのが病床にあった彼でした。 その前年の総選挙で具合の悪い身でありながら一生懸命手伝ってくれて
ましたが、まさかすい臓癌だとは彼自身も気付いてませんでした。 選挙事務所であまりにも疲れた様子の彼に気付いた仲間は多かった
のですが、本人は糖尿病だと言い張ってました。
力尽きて亡くなる最後の瞬間が近づいた時、傍にいて仕事をしていた看護師さんが涙
していたのを今でもはっきり覚えています。 入院中に彼の人柄にふれ彼の家族の絆の強さを知っていた彼女が患者と家族と看護師とい
う関係を超えて悲しみを隠し切れなかったものと私の目には映りました。
穏やかな表情で静かに息を引き取った正彦、昨年の市長選時
大学生だった娘さんが父の代わりにと最初から最後まで選挙事務所で手伝ってくれました。 志半ばで亡くなった正彦の分まで少しずつ
分け合ってこれからの人生を歩んでいこうと誓った仲間たちもみんな元気でやってるぞと報告しておきました。 二人の娘さんも元気に
やってる様子。 本当に惜しい仲間を失いましたが、彼の形見のネクタイはいつもわが家の一番大切なところに置かせてもらってます。
午後3時30分、兄が会長をしている天理教樽前分教会の “夕勤め” に行ってきました。 大晦日だけは夕勤めが早い時間に行われます。
日頃、なかなかお参りに行けないので “大晦日の夕勤め” と明日の “元旦祭” には教会に行き “心の掃除” をしてきます。 わずかな時
間ですが、とてもいい気持ちでした。 女房が年越しそばづくりを始めてます。
さて、2007年もあと７時間余りで終わりますね。 市長になって１年と６ヶ月が経過しましたが、年が明けたら “第７ク−ル” に入ります。
来年は “市制施行60周年の年” “新財政健全化計画取り組み２年目の年” “北海道洞爺湖サミットの年” “秦皇島市国際友好都市締結10周
年の年” などさまざまな案件がありますが、“市制施行60周年の節目” に相応しい一年にしたいものです！
それでは皆さん、一年間、本当にありがとうございました。 お元気で新春を迎えられますことを心からお祈り致します。 良いお年を！
それじゃ、失礼します。
岩倉博文