またまたご無沙汰してましたぁ〜！　今日のお昼に韓国出張を終えて新千歳空港に無事到着。　“マリンウィ−ク2009＋船社挨拶まわり班”は釜山からソウル、仁川（インチョン）を経由して韓国船社はじめ関係先への表敬訪問日程をすべて順調に消化して帰苫、苫小牧港管理組合の“マリンウィ−ク2009対応班”は今日の3:00pmで全日程を終え今夜は撤収作業、明日帰途につく予定です。　2年ぶりの韓国でしたが、今回は釜山新港や仁川港も視察して凄まじい開発スピ−ドを実感、BPA（釜山港湾公社）やIPA（仁川港湾公社）との懇談を通じてアジアのハブ機能を担っている港湾の勢いをまた感じさせられましたぁ〜。


　『マリンウィ−ク2009』では苫小牧港としてブ−スを出しましたが、苫小牧港管理組合のスタッフが来訪されたアジアの港湾関係者や企業の皆さんに苫小牧港をアピ−ル、資料を渡したり説明したり“Port of Tomakomai”という名前と位置を覚えてもらいたいと頑張ってましたぁ〜。　ソウルでは苫小牧港にご縁のある韓国船社や関係機関などを表敬訪問、東港シフト以降の整備状況などを説明し先方からのお話も伺ってきましたが、一定の効果はあったと思います。　足元だけを見ていては何の前進もない、少なくても“アジアの中の苫小牧港”という視点から競争力を高めるためのチャレンジに励まなければならない、今や北海道の海上輸送の50%を担い、内航日本一の拠点港である苫小牧港が次なるステ−ジに立つためにハ−ドだけじゃなくソフトも含めて港湾関係者と共に今後もひたすら努力する必要がある、そんな気を改めて強くした韓国訪問でした。


　訪問日程と写真をご覧くださ〜い！


《10月20日（火）新千歳空港⇒金海空港/釜山》
・KE1108便にて新千歳空港から釜山・金海空港に
　※偶然ですが、2年前と同じく“えりも高校研修旅行”と行きも帰りも一緒でした。
《10月21日（水）釜山》
・『MARINE WEEK 2009/オ−プニングセレモニ−』出席
　※「苫小牧港」のブ−スも大変きれいに仕上がりました。　下段は「BPA」と「IPA」のブ−スです。
・BPA（釜山港湾公社）/表敬訪問
　※BPAのROH,Ki-Tae 社長にはマリンウィ−クの会場でご挨拶。　公社訪問時はSUH,Bo-Yun副社長が対応してくれましたが、同副社長は札幌にいるLEE先生の高校時代からの友人で発つ前から会うのを楽しみにしていた一人です。
・釜山新港視察
　※釜山新港はすごい迫力がありました。　岸壁が片面4�q以上もありガントリ−クレ−ンが所狭しと並んでましたが、海運大手の“HANJIN NEWPORT CO./CHOI社長”に釜山新港の開発状況の説明を受け同社の4バ−スを視察させていただきました。　作業の無人化に取り組まれており、オペレ−ションセンタ−では“若い女性社員”がパネルに向って作業をしている光景がとても印象的でした。


《10月22日（木）金海空港/釜山⇒金浦空港/ソウル》
・韓国政府国土海洋部/表敬訪問
　※KIM,Kwang-Jae局長にご挨拶。
・興亜海運、高麗海運/表敬訪問
　※同じビルに入ってる両社を訪問し、両社幹部の皆さんに苫小牧港の現状などについて説明。　日通苫小牧支店、ナラサキが代理店としてそれぞれ同行してくれました。


《10月23日（金）ソウル⇒仁川》
・南星海運/表敬訪問
　※同社は栗林商会が代理店で、ソウル事務所から1名、そして苫小牧支店から2名に同行いただきKIM社長はじめ幹部の皆さんにお会いしてきました。
・韓国海洋研究院/表敬訪問
　※苫小牧港にもご縁のあるAHN,Hee-Do先生にご挨拶。　研究院内部も視察させていただき昼食をご一緒してきました。
・仁川港湾公社/表敬訪問並びに視察
　※仁川港は初めて視察しましたが、LEE,Hong-Sik副社長から仁川港の現状を説明していただきました。


《10月24日（土）仁川空港⇒新千歳空港》
・KE765便にて新千歳空港に


　今回は滞在中のお天気にも恵まれて極めて順調でした。　“マリンウィ−ク2009”も一昨年の経験を生かした企画で大盛況でしたが、初日だけで150名以上から来訪者アンケ−トをゲット、釜山港・仁川港・ウルサン港はじめ韓国主要ポ−トのブ−スゾ−ンの一角に日本では『苫小牧港』だけが出ていたので効果的だったと思います。　今回は、自分のカメラであまり写真を撮れませんでしたが、マリンウィ−クの写真などは“苫小牧港管理組合HP/トピックス”で既に更新されてるのでご覧ください。


　韓国船社の代理店をしている日通、ナラサキ、栗林の皆さんには各社にそれぞれご同行いただき誠に感謝いたします。　東港シフトから1年を経過しましたが、まだ基盤整備が完了していないので滞船が完璧に解消しているわけではあまりせん。　来年4月には2船同時に着岸することが可能となり“時間＝コスト”の世界では致命的な滞船が徐々に解消される見通しですが、こうした当面する整備日程も説明してきました。


　昨夜は仁川国際空港に隣接するホテルに宿泊、ホテルから空港までリムジンで5分だったので朝が楽でした。　空港といい港湾といい仁川の賑わいは訪れるたびに驚かされますが、一週間前に開通した“海の上を走る高速道路（20数キロ）”も走ってきました。　相当な投資をしていろんな観点からアクセスに力を注いでる仁川周辺ですが、何しろ開発スピ−ドが半端なものじゃありません。　日本も考えなきゃならないと今回また改めて感じてきましたぁ〜。


　帰苫して夕方から知人の息子さんの結婚式に女房と出席、帰途に床屋に寄って帰宅してダイアリ−を書いてましたが、2週連続して東京・韓国と出張が続いたので早く頭を通常モ−ドに切り替えなければなりません。　韓国訪問で感じたことなどもこれから追々書くことになると思いますが、取りあえず帰国報告とします。


　それじゃ、この辺で失礼します！