今日は天皇誕生日、天皇陛下が77歳の喜寿を迎えられました。　心からお慶び申し上げます。　これからもお元気でお過ごしいただきますようお祈り申し上げます。


　一昨日、午前中に中山義活経済産業大臣政務官がCCS調査井掘削現場を視察のため来苫されました。　鳩山前総理と近いご関係の中山政務官、前日に来道され室蘭の新日鉄、そして苫小牧ではCCSの調査現場を視察いただきましたが、室蘭からまっすぐ市役所に着かれ、最初にCCSの概要を説明、説明役は日本CCS調査�鰍ﾌ石井社長と阿部技術企画部長、そして私から苫小牧CCS促進協議会の活動について説明させていただきました。　そして、藤田苫商会頭、坂口北海道経済部長、澤口苫小牧漁組組合長から一言いただきましたが、意見交換の後に調査井掘削現場を視察されました。　先日、促進協議会で視察した時には上京中で参加できず、私も初めて視察してきましたが、世界でトップレベルの掘削技術を誇る日本、調査は順調に進んでいるようです。　掘削現場の周辺に小さなハウスがいくつかあり、ここでコンピューターによる各種データ初期分析など調査のコントロールセンター機能がありました。　中山政務官は視察を終えてGHNで「昼食会」にお付き合いいただき帰京されましたが、ご来苫いただいた中山政務官に心から御礼を申し上げます。　息子さんが鳩山前総理の秘書から伊達市選出道議になって活躍されてますが、私も以前から良く知っている先生です。
　現在、CCS候補地として苫小牧沖、福島県勿来沖、そして北九州沖で地質などの調査をしている段階ですが、ＣＯ2を貯留する層の地質調査がポイントとなります。　今のところ苫小牧沖での調査が一番進んでますが、地元理解と協力も大変重要なポイントとなります。　韓国もCCSに関心を示し政府主導で公社を立ち上げましたが、願わくばアジアの一番手として苫小牧沖で取り組めないかと願ってます！

　「昼食会」を終えて中山政務官は新千歳空港に向かわれましたが、私は1:00pmから『道の駅ウトナイ湖における協働事業に関する三者協定書手交式』に出席してきました。　北海道コカ・コーラボトリング、北海道開発局（室蘭開発建設部）、そして苫小牧市の三者による協働事業「お知らせ道ねっと」に関する協定を締結したものです。　コカ・コーラボトリングの自販機電光掲示板に道路情報や地域情報、そして災害時情報が流され、加えて非常時には自販機内在庫飲料の無償提供をするという協定ですが、道内の“道の駅”で同じような協定が締結されています。　“道の駅ウトナイ湖”を利用される皆さんへのさまざまな情報提供機能としてこれからの活躍に期待しています。

　帰庁して来客日程と内部打合せがあり、4:30pmから『第5回日光杯全日本女子中学・高校生アイスホッケー大会出場に伴う表敬訪問』がありました。　高校男子アイスホッケーが苫小牧（氷上の甲子園）で、中学・高校女子アイスホッケーが日光で開催されていますが、2連覇中の苫小牧選抜チーム、3連覇目指してがんばって欲しいと思います。　この大会の優勝カップを市長室に置いてますが、来庁された藤本主将と高橋副将を市長室まで案内して「ここが優勝カップが置いてあった場所、このまま空けて待ってるよ！」とプレッシャーを掛けておきました。


　夜はGHNで会食（用務日程）でしたが、昨夜もGHNで会食（用務日程）が続いてました。　各種団体などの忘年会日程も先週でほぼ終えて、今週は用務の会食や会合出席が多くなってます。　12月は、ほぼ連日のようにGHNに行ってますが、昔からホテルに入ると玄関ホールにある宴会ボードにすぐ目が行きます。　特に宴会名を見ているわけじゃなくボードの埋まり具合を確認してるだけですが、これは札幌のホテルであれ東京のホテルであれ癖になっているスタイルの一つです。　どこのホテルもそうですが、年末の各種団体忘年会などは先週で一区切りだと思います。　このボードの宴会件数はホテルの賑わい度に連動してます。


　昨日の朝、最初の日程は『公明党議員団から新年度予算に関する要望書提出』でした。　10月から始まった来年度予算編成作業、例年より早めに着手してましたが、いよいよ最終コーナーを回り始めたところです。　明日、国の来年度予算案が明らかになりますが、地方自治体に関係する細部の予算フレームが明らかになるまでにはもう少し時間がかかります。　歳入根拠が明確にならない限り何とも言えない段階ですが、検討すべき要望項目については担当にて検討させていただきたいと思います。
　引き続き、『苫小牧市町内会連合会松原会長他三役／年末挨拶』がありました。　平素から地域のさまざまな課題に対し大変お世話になっている町連の皆さんですが、来年もよろしくお願い致します。
　そして、『退任される民生委員児童委員へ感謝状贈呈式』が9階会議室で行われました。　細川厚生労働大臣、高橋北海道知事、そして苫小牧市長からの感謝状を今回の改選期にご退任された90名の皆さん（60名が出席）に贈呈させていただきました。　一番長い方で10期30年、地域の福祉力向上のためにご尽力いただきましたが、心から敬意を表し感謝と御礼を申し上げます。　ありがとうございました。（写真は三上前民協会長です！）

　午後から『苫小牧観光協会、苫小牧市大会等誘致推進協議会から要望書提出』がありました。　新規案件を含め要望をいただきましたが、既に取りかかっている案件もあり、それぞれに研究、検討したいと思ってます。　新規案件として“フィルムコミッション対応”に関する要望もいただきました。　来年9月に公開される「のぼうの城」、今から楽しみですが、前評判も高いようです。　この撮影セットを使用したメモリアルモニュメントを文化公園に設置すべく、現在苫小牧東RCが地元の藤沢レオ君（工房レオ／樽前arty）にデザインを依頼して構想中です。　こちらも楽しみですが、フィルムコミッション、次を狙っていきたいですね！


　3:00pmから恒例の『苫小牧民報社／年末インタビュー』がありました。　このところマスコミ関係のインタビューが続いてますが、これも年末モードの一つです。　引き続き、『苫小牧青年会議所／年末挨拶』がありました。　藤田次年度理事長はじめ三役、そして次年度北海道地区協議会の会長として出向する高橋君が来庁、来年度の抱負について話を聞きました。　新しい取り組みも含めてJC世代の躍動に大いに期待したいと思います。　当然のことですが、我々世代のJC運動とは大きく変わり、街づくり運動のコンセプトも変化している昨今、いつも後輩たちに言ってることですが、“フットワークの街づくり運動”と“ヘッドワークの街づくり運動”のバランスを考えながら100人のJC会員が17万4千市民の心に響く運動を目指して欲しいと期待しています。


　夕方に来客日程があり、ご弔問にお伺いして会食（用務）のためGHNに向いました。　帰宅時には雪も止んで暖気が入ってきたように感じましたが、クリスマスが近づいて週末の予報がかなり荒れるとのこと、気になります。　今日は公務日程はなく午前中は用務で出掛けてましたが、お昼に帰宅してずっと家にいました。　来客がいくつかありましたが、穏やかな天皇誕生日、TVで拝見する天皇皇后両陛下、やはり体調が少し心配です。　公務を控えられてご自愛いただきますよう願うばかりですが、晴天の東京、皇居には大勢の皆さんがお祝いに訪れてました。　日本の、日本らしい光景ですが、誠に爽やかな気持ちになります！


　それじゃ、この辺で失礼します！