2011年08月12日発

 世界同時株安、歴史的円高、日本の大震災、拡大する英国の暴動、EUの経済連鎖、潮目が変化する中国経済・・・・世界のいたる所で不穏な空気が漂ってます。 世界同時不況をくい止めるために“G8”でも対策に入ってますが、そこは各国の国益が優先される世界でもあります。 世界経済の核が一つでも好調な状態と、すべての核が懸念材料を抱えている状態とでは打つ手の波及効果も違ってきますが、今は世界経済の先行きがまったく見えない中で危険水域に入りつつあるのではないかと、そんな懸念が広がってます。 リーマンショックから再起しつつあった世界経済、これから半年、米国、中国、EU、そして日本経済の動向を注視していかなければなりません。


 10日、札幌ドームで行われたサッカーの“キリンチャレンジカップ/日韓戦”、日韓共にほぼフルメンバーの一戦でしたが、「3対0」でザックジャパンが完勝しました。 “なでしこJAPAN”効果でしょうか、強かったですね! 怪我から復帰した香川、存在感抜群の本田の動きが目立ってましたが、ドイツ、ロシア、フランス、スペインなどで活躍している選手たちの動きとJリーガーたちの連携がとても良かったと思います。 2014年にブラジルで開催されるFIFA-W杯に向けて9月からアジア3次予選がスタートしますが、楽しみですねぇ〜。 がんばれ、日本!


 10日の水曜日、休暇3日目、朝起きて間もなくして知人から電話があり「ちよっとお邪魔したい!」と。 慌てて顔を洗って着替えをしてお待ちしてましたが、こうした時は男性より女性が大変です。 男だと髪だけ整えれば何とかなりますが、女性はお化粧がありますからねえ〜。 それでもわが家は早い方だと思います。
 終日、特に予定はありませんでしたが、お昼前に女房と『(用務)樽前arty2011/記憶の循環』に行ってきました。 藤沢レオさんが主宰する「樽前arty」、ここを拠点に彼と彼の各分野の仲間たちによるカルチャーイベントですが、市長になる前からお邪魔してます。 今年は8月6日から14日まで、樽前にある“ギャラリーLEO”と“樽前小学校”の2会場で行われていますが、写真は藤沢レオさん夫妻と撮った写真です。 この樽前を拠点に活動を続けている若手の心意気に何とか応えられないかと、これは市長になる前から感じていたことですが、“樽前arty”の輪も少しずつ広がってきていると感じます。 今回は苫小牧で活動しているグラフィックデザイナーの堀米和也さんに案内してもらいましたが、市内外の若手アーティストたちの作品が並んでましたぁ〜。 樽前にある牛舎だった施設を利用してギャラリーと作業場にしている藤沢レオさん、樽前から新進気鋭のアートをどんどん発信して欲しいと期待しています。


 昼食をして帰宅、昼過ぎから洗車とワックス掛けをしてましたが、車庫でワックス掛けをしていたら雨が降ってきたんです。 間もなく止んで、今度は日差しが出てきましたが、汗だくでワックス掛けをしてましたぁ〜。 今年初めてワックスを掛けましたが、自分の車を乗る機会も少なくワックスもまだ効いていたんです。 だけど、若い時からこの8月にワックスを掛けるのがクセになっているんですね。 そして、夜はTVでサッカーを観戦してましたぁ〜。


 昨日も、特に日程はありませんでしたが、昼過ぎまで用務があり、女房も義母の通院日でしたが、午後からは庭でのんびりしてましたぁ〜。 それにしても暑かったです! ここ数日が今夏のピークになるんじゃないでしょうか。 そういえば水曜日の夜にわが家のボイラーが故障、これまでも時々故障してましたが、お盆ウィークなので申し訳ないと思いつつ、以前からメンテをお願いしている方に来てもらって事無きを得ました。 もう老朽化しているボイラーなので今風の新型に替えてもらうことにしましたが、昨日連絡をもらって今日の午前中工事も無事終わりましたぁ〜。 一番最初のボイラーから3世代目となりますが、サイズが3分の1以下となり性能は3倍となりました。 水の出も違うんです。 女房も気にしていたボイラートラブルでしたが、これで一安心です!


 今日は、苫小牧でも30度を超えたようですが、日射しの強さが格別でした。 ただ、本州との違いは湿度と夕方から気温がぐっと下がってくることだと思いますが、暑きゃ暑いで文句言い、寒きゃ寒いで文句言い、人間ってなんと勝手な感性の持ち主なんでしょう。
 夕方、女房とお墓参りをしてきました。 佑介は来週の盆休みに帰ってくるので今週末は戻らないとのことで、一足先に女房とお参りしてきましたが、第一霊園はお参りの方々もだいぶ落ち着いてました。 それぞれのお墓には花が供えられてましたが、代々の御霊に感謝とお礼の気持ちを持ってお参りする、いつもお墓参りをすると気持ちがすっきりしたりホッとした気持ちになります。 両親や祖父母がどんな気持ちで現世を見ているんだろうと、お参りしながらふっと頭を過りましたが、お墓参りするたびに“生かされている自分”を感じます。


 政治は3法案の見通しが付いて、関心は民主党代表選にシフトしています。 会期末に向けて日程の余裕はありませんが、ここは政治空白は避けなければならないので水面下の動きが激しくなってきました。 政権交代して3人目の総理が誰になるか、ここ数週間は政治から目が離せませんが、“JAPAN Process”を世界にしっかり示すことができるリーダーが求められます。 “震災復興”、“原発対応”、そして“景気刺激”、震災以前から経済が収縮しつつあった中で、ここは総合的な力量、その中でも特に“経済政策に強いリーダー”が必要じゃないかと感じてます。 代表選を見守りたいと思います!


 それじゃ、この辺で失礼します!


岩倉博文

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