岩倉博文＠オフィス

05月13日(木)発

　＜第15回市議会臨時会＞は会期4日間の設定で開会しましたが、議会人事がスムーズに運んだこととコロナ禍でもあり議会側の配慮もあって昨日で閉会しました。　後期の議会人事すべてが決まりましたが、板谷良久議長、小山征三副議長はじめ議員各位には後期2年間、どうぞよろしくお願い致します！


　昨日は臨時会2日目、午前中から議会側の諸会議が続き、４常任委員会、２特別委員会、議会運営委員会、そして都市計画審議会委員などの人事調整が行われていたようですが、お昼過ぎに板谷良久議長、小山征三副議長がご挨拶に来られました。　わずかな時間ながら懇談していましたが、コロナ禍、そして議会改革の真っ只中でもあり正副議長の手腕に期待したいと思います！


　議会側の人事調整が終わって本会議が再開したのは15:08pmになりました。


≪05月12日(水)　第15回市議会臨時会／2日目≫

〇再　開(15:08pm)

〇その他の議事１：「常任委員会委員の選任について」⇒議長の指名により決定

〇その他の議事２：「議会運営委員会委員の選任について」⇒議長の指名により決定

〇その他の議事５：「特別委員会委員の辞任及び選任について」⇒議長の指名により決定

〇休　憩(15:13pm)


　休憩に入り、直ちに各委員会が開かれて正副委員長、理事等の役員が選任され、これをもって議会人事関係はすべて終了、引き続き最後の本会議が再開されて市側が提出した議案審議に入りました。


〇再　開(16:16pm)

〇その他の議事６：「各委員会正副委員長互選結果について」⇒承認

〇その他の議事７：「都市計画審議会委員の推薦について」⇒議長より推薦

〇議案審議(審議順にて)

・第01号：「契約の締結について／光洋中学校屋内運動場改築工事」⇒可決(全会一致)

・第03号：「契約の締結について／沼ノ端中学校大規模改修主体工事」⇒可決(全会一致)

・第04号：「契約の締結について／大成町市営住宅(1-1-1)外部等改修主体工事」⇒可決(全会一致)

・第02号：「契約の締結について／青翔中学校校舎増築主体工事」⇒可決(全会一致)

〇閉　会(16:24pm)

　これをもって＜第15回市議会臨時会＞は閉会しましたが、閉会後に5階に戻り＜辞令交付式／監査委員＞が行われました。


□16:45pm～　『辞令交付式／新旧監査委員』　第1応接室にて

　議会同意人事になっている監査委員ですが、前期の小山征三議員に退任辞令を交付(下段写真左)し、前日の本会議(議案第05号)で承認された神山哲太郎議員に選任辞令(下段写真右)を交付しました。　神山市議には後期2年間の監査委員(市議選出)を担っていただきますが、市政運営に関し忌憚のないご指摘をいただきますようお願い致します。　苫小牧市の場合、監査委員2名のうち1名は市議会議員の中から選出することになっていますが、市役所9階に監査委員事務局があり事務局長以下スタッフと監査委員のデスクがあります。　毎年、定期監査など膨大な作業を通じて厳しい指摘を受けていますが、先般の＜部長会議＞でも令和2年度に指摘された項目について玉川監査委員に出席してもらい部長会議構成メンバーで共有し、各部で改善に向けた作業に取り組むことになっています。　会計処理に関して初歩的なミスに起因する指摘も少なくありませんが、神山監査委員には2年間、よろしくお願い致します。

　＜市議会臨時会＞を終え議会人事がすべて決まって一段落ですが、今度は6月定例会に向けた動きが間もなく出てきます。　新体制で初の定例会となりますが、市側としてもしつかり準備に励みたいと思っています！


　今週は金曜日まで臨時会の会期だったこともあり通常日程を入れていませんでしたが、今日は来客日程や外部日程はなく内部日程だけの一日でした。　そして、全国的に新型コロナウイルス感染報告が増えており、“緊急事態宣言”や“まん延防止等重点措置”の対象地域だけじゃなく全国で感染拡大が気になる状況ですが、感染力が強いと言われる変異株の影響なのか、感染防止に対する気の緩みなのか、医療体制の側面からもかなり心配な状態になっています。　特に、今日は札幌で499人、北海道全体で712人と過去最多となりましたが、何とかこの流れを食い止めたいものです！


　苫小牧でもこのところ連日感染報告がありますが、医療体制もかなり厳しい状態が続いており、東胆振圏唯一の感染症指定病院である市立病院でも増床した直後ながら北海道からさらなる増床の要請があり、その準備に入っています。　ただ、病床だけ増やして済む話ではなく、医師・看護師のチーム編成が必要になるため一般病棟をさらに閉鎖して準備しなければなりませんが、“増床＝病棟閉鎖”は病院運営に大きな影響を与えます。　東胆振圏唯一の感染症指定病院として、その役目は最優先で考えなければなりませんが、増床の背景にはそんな苦労があることを知っておいて欲しいと思います。


　昨年来、重症及び中等症患者さん、そして軽症でも基礎疾患をもっている患者さんは感染症指定病院に入院させ、軽症患者さんは札幌のホテルで一定期間療養する流れが定着していましたが、今は札幌のホテルに余裕がなくなり苫小牧保健所でも軽症患者さんの対応に苦労されています。　いずれにしても感染拡大を落ち着かせることが急務ですが、連日張り詰めたなかで患者さん対応にご苦労いただいている医師・看護師はじめ医療スタッフの皆さんに心から感謝したいと思います！


　同時に、ワクチン接種も医療従事者～後期高齢世代～高齢世代という流れで今週は高齢世代に接種券が送付され予約受付が始まっていますが、ワクチン接種を引き受けていただいている医療機関の皆さんにも大変ご苦労をお掛けしています。　これだけ広範囲にワクチン接種を実施するのは初めてのことですが、今は一人でも多くの皆さんにワクチン接種を実施していただくことだと思っています！


　それにしても今日は肌寒いですね！　わが家も冬並みに暖房をいれていますが、気温差が激しくなるので風邪をひかないよう注意しましょう！


　それじゃ、この辺で失礼します！