昨日の朝、前夜苫小牧にお泊りいただいた萩生田光一文部科学大臣が市民会館前広場に設置されている＜勇払千人同心顕彰碑＞を視察されました。　勇払の蝦夷地開拓移住隊士の墓には昨年お参りしていただいていますが、今回は市民会館前に設置している顕彰碑を視察されました。

□09:30am〜　『萩生田光一文部科学大臣 ＜勇払原野開拓記念碑の千人同心顕彰碑＞視察』　市民会館前広場にて

　苫小牧と姉妹都市である八王子市が地元の萩生田大臣、今回も千人同心所縁の顕彰碑を視察されましたが、苫小牧市美術博物館の武田館長、佐藤麻莉学芸員からの説明を熱心に聞いておられました。　八王子千人隊の勇払入植が苫小牧の起点として位置付けられていますが、同じく八王子千人隊が日光東照宮をお守りしたことをご縁に八王子市・日光市・苫小牧市の3都市が姉妹都市の盟約を締結して今日に至っています。　八王子からお客さまが来られると勇払でお墓参りをしていただいていますし、苫小牧から八王子を訪問した時には八王子千人同心のお墓参りをさせていただいていますが、こうした両市のお付き合いが脈々と続いています。　萩生田大臣も八王子千人隊で繋がる両市の関係にいろんな思いを抱かれ視察されていましたが、ご多忙のなかお時間を作っていただいたことに感謝致します！

□10:30am〜　『苫小牧うぽぽ アイヌ伝統工芸展／視察』　道の駅ウトナイ湖にて

　道の駅ウトナイ湖に到着し以前からお聞きしていた、そしてたまたま昨日の道新朝刊の記事に出ていた“苫小牧うぽぽ”によるアイヌ伝統工芸展を見てました。　ちょうど白老町の＜民族共生象徴空間ウポポイ＞の開業に向けたタイミングで良かったと思いますが、“苫小牧うぽぽ”の佐々木義春会長ご夫妻がおられて展示品をいろいろと見せていただきました。　約100点の伝統工芸品が並び、佐々木会長の奥さん手づくりの布マスクが販売されていましたが、ワンポイントのアイヌ文様刺繍がとてもきれいで前日から人気があったようです。　視察を終えて、ちょうど植苗の丹羽秀則さんがおられたので道の駅ウトナイ湖の事務所に寄っていろいろと懇談してきました。　この施設の運営にも係わられている丹羽さんですが、大病されていたことをつい数日前まで知らなかったんです。　お見舞いを申し上げましたが、すっかり回復したようで安心しました。　インバウンドのお客さんがまだ見込めないので例年並みに戻るにはまだ時間がかかりそうですが、道の駅ウトナイ湖の各店舗共にがんばってくれていました！

　道の駅ウトナイ湖から一度帰宅、そして午後から白老町に向いました。

□14:00pm〜　『民族共生象徴空間(ウポポイ)／開業記念式典』　白老町にて

　新型コロナウイルスの影響で延期されていた＜ウポポイ／開業記念式典＞、雨を心配していたお天気でしたが、戸田安彦町長はじめ白老町の皆さんの思いが通じて素晴らしいお天気のなかで執り行われました。　この＜ウポポイ＞開業までにはさまざまな経過があったわけですが、北海道アイヌ協会の加藤 忠前理事長はじめ協会の皆さんのご努力がここに実って私自身もさまざまな思い出が頭を過りながら出席してきました。　菅 義偉内閣官房長官、萩生田光一文部科学大臣、青木一彦国土交通副大臣はじめ国会議員、そして道内各界を代表する皆さんが出席されていましたが、ほんとうにおめでとうございました！　開業記念式典の式次第を記しておきます。

≪民族共生象徴空間＜ウポポイ＞開業記念式典 式次第≫

〇開　会

〇挨　拶　　菅 義偉内閣官房長官(写真1枚目)／萩生田光一文部科学大臣／青木一彦国土交通副大臣

〇来賓祝辞　加藤 忠北海道アイヌ協会常務理事(前理事長)／鈴木直道北海道知事／戸田安彦白老町長(写真2枚目)

〇ウポポイ管理運営体制紹介 (写真3枚目)

〇アイヌ古式舞踊 (写真4枚目)

〇閉　会

※この後、施設内覧がありましたが、私は帰途に付きました。。　

　そして、今日はずっと家にいましたが、お昼から家の裏の雑草取りを女房としていました。　数日前から女房が気にしていたので運動にもなるし二人で両サイドから一気にやりましたが、根っ子から取らなければならないのでけっこうな作業なんです。　やっているうちに青空になってどっと暑さを感じてきましたが、下の写真は“before・after”、すっかりきれいになったでしょう！　作業を終えて庭でぐっすり寝ていましたが、夕方から苫小牧でも雨になったので良いタイミングで雑草取りができたと思います！